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アイテム詳細
集英社
グループ:Book
ランキング:-
価格:¥ 420
発売日:2008-06-19
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http://linkmotto.com/a/asin/Blended/4088654838/
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カスタマーレビュー ![]()
大気を描くひと
(2008-11-06)
表題作「草の上星の下」で、姉妹が川の土手で並んで、たい焼きを食べる場面や、「サルビア」の花の脇で夫婦が語らう姿、「プリズム」で、卒業して巣立っていく女学生、ページをめくったそのときに、まるでこちらへ風が吹いてくるようでした。
冬の冷たい風ではありませんが、春先のまだ冷気を含んだ風や、初秋の、半そででは少し肌寒い夜の感じです。
だからこそ、人は寄り添うことで、ぬくもりを覚えるのでしょう。
そんな大気までつまった作品集です。
女の子が応援したくなる女の子の姿があります
(2008-10-23)
久しぶりに読んで泣いちゃいました一冊でした。
すっごいほんわか〜なタッチで描かれてますが、
どの作品の女の子も、最後はとっても大切なものを手に入れます。
そのためにものすっごい葛藤があったり、苦しんだり、時には大切なものを見失っちゃったり。
誰にでもあるよね、そういう事。だからこそ作品に説得力がありますね。
一番近くにあるからこそ見えなくなっちゃうものが、見えてくる作品でした。
パートナーもすっごい魅力的でした。
ちょっと何か抜けてたり、ちょっと空気読んでなかったり。
そういうのがまた可愛くって(笑)
でも、その人の一言一言に想いが入ってて、それが心地いいくらい胸に響くものでした。
だからこそそれに甘えて酷い事言っちゃったり、拒絶しちゃったりして、
一度は離れちゃうような気持ちを、しっかり引き止めてくれるパートナーの魅力。
読もうとして構えて読む作品じゃなくって、自然に溶けるようにして入っていける作品でした。
思わず友達に話したくなっちゃいますような作品。久しぶりにこういうのに出会いました。
感動です。
(2008-08-15)
りぼん読者だった私ですが、久々に谷川作品を読みました。
マンガでしみじみ号泣という体験を久しぶりにして、私が初めて泣いたマンガ作品も谷川作品だったことを思い出しました。
他の方のレビューにもありましたが、女の子がかわいくて、彼女達のパートナーがそれをしっかり受け止めていて、素敵だなぁと思います。
個人的にはタイトルの一作目と、「春が来たなら」が特に好きです。
グッと、キュンと、ブワッと胸に来る
(2008-06-24)
少女漫画家、谷川史子の短編集。
僕は谷川史子の作品は、本作以外には『くらしのいずみ』しか知らない俄かですが、本作もグッと、キュンと、ブワッと来ます。
内容は4話からなる短編で、梗概は以下。
1.草の上 星の下
姉妹の物語。
容姿端麗、周囲(家族)に愛され御姫様あつかいの姉にコムプレックスを持つ妹が主人公。妹は24歳で、立派な社会人。大学時代から付き合っている彼氏も居て、順風満帆。
しかし、結婚して旦那の転勤(スイス)に付いて行った姉が、突然実家へ帰宅。
帰宅の理由も話さず、しかし、父も母も姉の突然の帰宅をただ喜びます。
妹からすれば、仕事もせずに家にいて持て囃される姉が面白くない。
挙句、自分の彼氏までが「きれいな人だなあ」との発言。
堪りかねた妹は――。
2.サルビア
夫婦の物語。
旦那の所持する本に挟まっていた、旦那と女性の2ショット写真を見つける。
写真の相手を旦那に問い詰める主人公。
その写真の女性は――。
3.プリズム
教師と生徒の物語。
担任に惚れた女生徒。積極的に接しても全く相手にされず、ついに自宅にまで押しかけるも、その教師宅には女性が居た――。
4.春が来たなら
親子(父と娘)物語。
作家の父親と、その担当編集が彼氏の女性。母が早くに亡くなって父と娘の2人暮らしが続いていた。
そこへ、担当編集である彼氏がプロポーズをしてきた。父を置いて出て行くのか、彼を置いて父と過ごすのか、娘の選択は──。
女性向けの作品故に、葛藤する女性(主役)に対して、男性は1歩先を行っています、精神的に。
しかし、その男性達が、御都合主義の万能キャラではなく、主人公(女性)よりも1歩先を行っているのは、女性への想いや覚悟がある故に滲み出た行動なのだ、と男女偏りなく丁寧に自然に描かれています。
主人公である女性陣の愛らしさに加え、男の僕からみても格好いい男性達。
正直なところ、僕はどちらかと云うと男性達に胸を打たれましたw
谷川史子は、随分と藝暦が長い作家なのですが、僕は先日発売された『くらしのいずみ』で知りました。
『くらしのいずみ』で惚れ込み、今は過去作を漁りつつ、今回の新作を読みました。
僕の周りには谷川史子の既読者がおらず、語り合える戦友(とも)がなく寂しい限りです。
グッと、キュンと、ブワッと来る谷川史子作品。
男女不問、誰にも彼にも、とにかく推奨。
ほんわか泣けます
(2008-06-20)
谷川さんの作風が好きなわたしにはたまりません。
メインは恋愛なのですが、姉妹愛・親子愛なども盛り込まれていて、人を大切に思う気持ちがヒシヒシと伝わり、心地よい涙が流れます。
読後感はほんわか。
パートナーが大切だと再認識できる作品ばかりでした。

