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内山 節

岩波書店

グループ:Book

ランキング:511412

価格:¥ 1,529

発売日:1996-05

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カスタマーレビュー

なつかしいマルキシズムの焼き直し  (2007-06-11)
飲み口の良いワインのような文章であるが、中身はマルキシズム、ゲマインシャフトとゲゼルシャフト、マックス・ウェーバーの焼き直しである。今の子どもたちは郷愁のかなたにではなく、学習塾に生存しているのだ。近代的個人を乗り越えようとも、新しい人間像は生まれない。しかし、共同体には「小さな大人」しか存在せず、近代になり「子ども」が発見されたとは、逆説的でなかろうか。
 なお、次の点は気になったので指摘しておく。
P91〜
 「村には日露戦争のときまで時計はなかった」との記述であるが、実際に名前の挙げられた自治体に照会したところ、何かの間違いではないかとの返事であった。
 この自治体は明治22年には村制が施行されている。それでいて時計がないということがありえようか?