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アイテム詳細

R・P・ファインマン
大貫 昌子

岩波書店

グループ:Book

ランキング:403100

価格:¥ 2,415

発売日:1998-09

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レビュー(Amazon.co.jp)

?『科学は不確かだ』―― 科学肯定派にも否定派にも刺激的なタイトルだ。しかも、超一流の物理学者がそう言うのだから。

???ファインマンは理論物理学者で、朝永振一郎らとともに、量子力学のくりこみ理論の提唱でノーベル賞を受賞した。原爆開発を行ったマンハッタン計画では計算部門の主任を20代で務めた。物理学教育でも著名だ。

???科学者は観察や実験によって不確かな知識をテストして、入念に疑って慎重に知識を獲得する。だから、不確かなことは科学者への挑戦であって、思い悩むべきことではない。逆に、根拠がないのに確実だと思い込むことほど危険なことはない。本書で、ファインマンは超常現象や道徳、政治的・宗教的信念という、科学とは遠い分野の話題にも触れるが、ここでも彼の態度は変わらない。タイトルには、こういう意味がこめられている。

???本書は、1950年代の彼の講演をまとめたもの。すぐれた科学者が科学や社会現象について、どう考えていたのかが、わかりやすいことばで語られる。また、自由がなぜ大事なのかという彼の主張や軍事技術に対するアンビバレントな態度も興味深い。ただし、記録が不確かだったらしく(こうした不確かさは困るが)、ときどきわかりにくい部分や、講演から起こした本に特有の中だれ感はやや不満だ。

???科学について考えてみたいという方、あるいは科学を現在学んでいるという学生や研究者などにおすすめの本。 (大谷卓史)

カスタマーレビュー

ファインマンイズム  (2006-03-06)
ファインマンがワシントン大学で行った3日間の講演が収められています。はじめは科学のことから入り、ファインマン流の宗教論が展開されます。科学者が必ずしも神の存在を否定しているわけではないという彼の考えには思わず納得してしまします。
ファインマンの面白い話が読みたい人には【ご冗談でしょう?ファインマンさん】がおすすめです。

量が少ない  (2003-03-07)
確かにファインマンらしい科学に対しての所見は面白くもある。しかし、価格に対して中身の量を考えると、あまりお得感はない。さらっと読みたい人にはお薦めです。

人物ファインマン  (2002-09-14)
人間としてのファインマンさんがわかります。どういう思考メソッドを持ち、生きていたのかがうかがえる本です。これはアメリカでの大学で講演した内容を本にしたものです。科学とは何かについてひとつの手がかりを教えてくれるかもしれません。一部専門的な内容を含みますが、幅広い人に読んでもらえる本だと思います。