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アイテム詳細

Jean‐Henri Fabre
原 宏

岩波書店

グループ:Book

ランキング:501858

価格:¥ 3,780

ポイント:37 pt

発売日:2004-08

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カスタマーレビュー

ポールおじさんのお話に引き込まれてゆきます。  (2006-04-15)
ファーブルの昆虫の世界には、児童向け訳ですら私の興味はついてゆくことができませんでした。この事実に向けて、「児童向け訳だからこそつまらないのだ。ファーブルの文学者的側面を味わえる訳の方が面白い」、という意見が多いのを知り、今度は昆虫にこだわらず、自分の好きな動物たちを語るファーブル作品でその文学的側面を味わいたいと思い、本書を手にしました。
本書は児童向けに訳が直されてはいません。それでいながら原著の構成がポールおじさんと子供との対話形式をとっている=子供を相手に語っている、ので非常に読み易いです。

先ずは自分の知りたいと思う動物のページから開始してよいと思います。その方が楽しいですから。(私はブタから開始しました)
読んでいくうちに、人間に飼育され、仕える存在となってゆく動物たちの歴史=動物たちを飼育し、利用して、自分の都合に合わせて改良し、生活を進化させてきた人間の歴史についての考察に引き込まれてゆきます。その語り口は、描写は、なるほど文学者ファーブルです。
そして話は結構自由奔放にいろいろ語られるのですが、そのどれもがとても面白いんです。
ファーブルの生きた時代と現代は様変わりしている点もありますが、本書の<良さ>とはまるで関係ないことだと思います。かえって、ファーブルの時代を彷彿させてくれて面白いです。