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講談社
グループ:Book
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価格:¥ 777
発売日:1998-05
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カスタマーレビュー ![]()
“戻ってこられる”美術史観
(2007-05-25)
タイトルだけ見ると「美術の見方を踏み外すのはどうなんだろう」とか、
あるいは「モナ・リザを真似してもねぇ」と思ってしまうかもしれない。
だが本書を読むと教科書的な見方がいかに美術鑑賞をつまらなくしているか、
逆に言えば通説と違った見方もよいのではないかと思えてくる。
著者は“入れ知恵”に惑わされず、自分の視点でモノを見るように説く。
美術作品と向き合い、ジックリ鑑賞し、自分のものにしてしまう。
それを「考えるな、食べろ、着こなせ」と表現している。
美術鑑賞も普段の生活の中にあるということなのだろう。
また「着こなせるのであれば模倣は是である」という考えにも共鳴できた。
そこから解釈が広がって、自分と他者のつながり、共通点を探し、
違いも読み取って理解を深めたいという大きな発想がユニークである。
最後にモナ・リザに関する章はいろいろと参考になった。
プラド美術館の模写の存在、視線のマジック、ポーズのとり方など、
言及されているようでされていない部分を実に巧みに見せている。
本書は単なる「異説」ではなく、これからの鑑賞に生かせる見方を提供している。
過激で面白い美術史
(2003-03-04)
この本は、よくありがちな難解な美術用語でなく、とてもやさしく分かりやすい言葉で書かれている。しかし内容は大胆で、過激な仮説が立てられていく様子が充分楽しめる。
この本を読めば、誰もが抽象絵画を面白いと思えてくるはずだ。モナリザの本当の謎とは。オリジナルがそんなに大事か、むしろコピーという行為にこそ次世代への可能性がある。また、格好いいアンディ・ウォーホールとマリリン・モンローに人生の悲しさを知るだろう。
美術を通して面白いだけでなく、いつのまにかとても深く世界や生き方との関わりについて触れられていることに気づく。
結構この「服」気にいっています!
(2002-04-11)
美術の捉え方の転換、ひいてはものの捉え方の転換、「踏みはずし方」を実践をまじえながら解説してある本である。全体としては、その「踏み外し方」が写真のネガのようで、決して「外れきって」おらず、なるほどと納得できる仕掛けになっていて面白い。そして、本のなかでは、すでに存在する作品(他人)と自分の作品(自分)の「似ているところ探し」と「違い探し」が繰り返されているが、それは読者に自分探しの仕方をも提示しているようにも思える。着込んで(読み込んで)みると、裏地には気づかなかった刺繍が色々としてあり、ちょっと得した気分にしてくれる本である。
目からウロコの美術史
(2000-12-05)
この本はちまたにあふれる美術史の本とは、一味も、二味もちがいます! 美術に興味のある人にも、ない人にもおすすめの内容です。 美術に対して抵抗のある人は特に、美術に対する考え方が変わると思います。

