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アイテム詳細

小林 公夫

講談社

グループ:Book

ランキング:74918

価格:¥ 756

発売日:2004-07-21

通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー

出題者が求めている能力は難易度の多寡はあれ同じではないか  (2007-08-13)
本書は、小学校・中学校から東大入試、企業採用試験、国家公務員試験、ロースクール適正試験、医学部の入試試験まで、試験問題を分析することで、出題者が求めている能力には、難易度の多寡はあれ、同じではないかという仮説にたって分析されています。試験問題も少ないながら掲載してあります。

各試験で重要だと考える能力因子としては、7つ存在する。
・推理能力(物事の関係性の発見)
・比較能力(相対性の認識)
・集合能力(全体と部分の把握)
・抽象能力(論理的思考、具体化から一般化へ)
・整理・要約能力(日本語を介した論理的思考)
・直感的着眼能力
・因子順列能力(上記6つの優先順位をつけて物事を解決する)
難しいといいますか高度な試験になればなるほど、因子順列能力が重要とされる。なぜなら、それぞれの能力を高度に組み合わせなければならないからである。

本書を読んでみると、残念な点が見られる。具体的な問題形式は見られるので、その能力があるかないかはわかるのだが、どうやってその能力を伸ばせばいいかという点が記載されていない。論理思考の鍛え方と書いてあるので、その点まで記載してほしかった。

読んだことをどう使うかは自分次第  (2007-04-27)
 受験テクニック漫画の「ドラゴン桜」で紹介されていましたので、買いました。
 「論理思考を鍛えること」は時流であり、当然自分自身に対することですが、本書は
お子さんを持っておられるご父兄に是非本書を読んで頂きたい。 何も自分だけのこと
だけじゃないんです。
 小中学校入試・東京大・SPI(就職試験)・国T・ロースクール適性試験・・・
子供が成長していく過程で、親がどう手伝ってあげられるかを考えさせられます。塾に
任せっきりにすることなく、親が子供の成長曲線をどう高めていくのか、親自身もどの
ように考えていくべきなのか、本書にはヒントが満載です。
 我が子の器を大きくするための子育て〜『砂場で遊ばせるより砂浜で遊ばせる』という
考え方。 これが極論だとしても、一時が万事通じるものがありますよね。

どこが「鍛え方」なのだ?  (2007-04-08)
小中学校の「入試問題」を「分析」してみせているだけ。とうにその「有効性」が疑問視されている「知能テスト」のためのノウハウを帰納的に叙述することに何の意味があるというのか。ピアジェなぞもっともらしく引用してみせているが、お粗末きわまりない。司法試験にふれた(?)箇所あたりで気がふれそうになった。金と2時間を返せ、と言いたい。はやくその画期的な「刑法」の基礎理論とやらを完成してもらいたいものである。こういう(評者も含め)自分の頭の悪さ、論理性の欠如を自覚している無知善良(?)にして怠惰なる一般大衆を相手にしたあくどい商売はやめてもらいたい。

人の能力の可能性  (2006-05-12)
小学校入試から最難関資格試験で問われている能力には共通の枠組みがある、という仮説で様々な試験問題を検証した一冊。
小学校入試、難関中学入試、東大入試、SPI能力検査、国家公務員I種試験、ロースクール適性試験、
そして医学部入試問題の例題を紹介しながら、それぞれの試験でどのような能力が問われるのか知ることができます。
幼少期の基本的能力がどのような発達していくか、職業人として必要な能力は何か、
また、その職業が求めている能力レベルを知ることによってどのような能力を伸ばしていけば良いか、
など全体的に興味を持って読むことができました。実際に例題に挑戦することもできるので面白かったです。
各種試験問題を通じ、人の「能力」について知ることのできる、そんな一冊でした。

「お受験」から東大入試に共通する性質  (2005-09-14)
小学校の「お受験」、中学校入試、大学入試、入社試験、国家公務員採用試験、ロースクール適性試験。
好むと好まざるに関わらず、世の中には入学や就職のためのペーパーテストが多い。
なぜこんな試験を受けなくてはならないのか?と思っている人も多いことだろう。
そんな中、多種多様なペーパーテストに共通する性質を解き明かし、試験でどのような能力が問われているのか、出題者はどのような人材を求めているのかを明らかにしていくのが本書である。

一見するとまったく関係ないこれらのテストに共通点を見いだした著者の視点は非常におもしろい。
小学校入試と東大入試の共通性や、ペーパーテストで測られている能力を図式化した「能力の系統樹」など、言われてみるとなるほどと思うことが多い。
具体例として、実際に出題された問題がいくつか載っているので、説得力も十分である。
もちろん、真に筆者の主張を裏付けるためには、掲載されているデータは少ないと言わざるを得ない(筆者の主張に合う問題だけを選んでいる可能性も十分ある)。しかし、一般書である以上、それほど厳密になりすぎる必要もないし、読みやすさを考慮すると適量であろう。

ただ、具体的にどのようにすれば力を鍛えられるかということに関しては、あまり述べられていないところが残念である。
幼年期の教育に関しては参考になるものの、既に大学を卒業したような人が自分の能力を伸ばす方法についてはほとんど述べられていない。
本書に書かれていることは社会で必要とされる能力を示したフレームワークとして活用できるが、具体的に能力を伸ばす方法は他の書物に頼らざるを得ないだろう。