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アイテム詳細

清水 誠

講談社

グループ:Book

ランキング:57005

価格:¥ 924

発売日:1996-10

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カスタマーレビュー

記述統計への招待  (2008-05-02)
 本書は、日本統計協会の月刊誌『統計』の94年1月号から96年1月号に連載された「やさしい記述統計」を編集・改定したものである。
 著者の清水誠氏は、本書で統計の背景にある計算方法の発想とそこから得られる情報の意味の解読に重きを置いている。
 様々な団体や企業で統計が扱われ、発表される。それらの統計を、第三者が加工し更に意味付けし、何らかの意図で発表される。冷静に統計数字から意味を読み取ることは困難であるが、本書を手がかりに向き合うことも必要かと思う。
 本書の姉妹書に『推計統計はじめの一歩 部分から全体像をいかに求めるか?』がある。

題名通りにコンパクトにまとまった初級者本です。  (2007-12-13)
・実業務にて統計を使うことがあるのですが
 ざっと記憶を蘇らせたいと思い、さっと読んでみました。
・高校一年くらいの数学で、平均値など統計の基礎の基礎から初め
 重回帰〜主成分分析まで網羅されています。
・統計分析を理解した初心者、社会人の方にはそこそこお勧めです。

統計学の初歩だが、それなりに専門性もある  (2006-05-16)
物事を理解していく上で、その物事を表しているとされる大量の情報を、意味ある情報に転換することが重要である。いわゆるデータ分析とは、こうした転換プロセスにおいて活躍する重要な役割をもっている。本書は、大量にある情報を意味ある情報に転換する方法を平易に紹介してくれる良書である。内容としては、単なる数値情報の集まりを分布化する方法、さまざまな平均算出方法、データの広がりなどを表す分散・標準偏差の概念、相関と因果関係の問題、データを時系列で分析していく方法、グループの違いを分析する方法、これらを通して、意味ある情報を創出する方法が紹介される。
本書の特徴的な点の一つは、平均の種類が単なる説明にとどまらず、実例を通して理解を深めてくれる点である。幾何平均などがどのような状況で用いられるべきなのかなどが理解できる。これは他の本には無い点であった。二つめは、時系列分析を分かりやすい言葉で紹介している。特に、季節変動・循環変動などを抽出する方法の紹介などは、参考になった。三つめは、新変数を作り出すことの重要性が主張される点である。CPI・エンゲル係数・GNPなども、こうした文脈に位置づけられ、こうした新変数創出とその論拠が、新たな現実世界を理解していく道具になるということである。
注意;こうしたデータ処理は広く統計学の分野で展開されるが、本書の特徴は、その統計学の中でも記述統計に特化した内容である。それゆえ、分析結果から「世論がそのような傾向になっている」という推測統計の領域までは踏み込んでいない。この点は注意が必要。

統計の基礎事項を盛り込んだ一冊  (2005-02-14)
統計の基本事項を盛り込んだ本である。内容はヒストグラム、正規分布、最小二乗法、重回帰分析、主成分分析などで、身の回りのことを例に説明されている。レベルは大学初頭教育レベルといったところであろう。実際に私の通っていた工学部の統計学の授業は、この本程度のレベルだったと思う。
さて、一番読者の気になる分かり易さはというと。正直、「俺ならもう少し丁寧に説明するのになぁ」という記述は多々ある。特に後半の高度な内容になるに従いその傾向が強い。したがって、普段数学にも統計にも触れていない人には、キツイと思う。