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講談社
グループ:Book
ランキング:59315
価格:¥ 1,302
発売日:2008-03
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大人の科学リテラシー読本(物理・化学)
(2008-10-31)
中学理科の教科書に即した計104個の発展コラムが詰まった大人の科学リテラシー読本とでもいうべき良書。内容は中学校で学ぶ理科(第1分野)だが,発展コラムがメインのため,副読本だとしても現役中学生にはやや難しすぎるきらいがある。扱っている題材自体に日常的なものを多く含むため,どちらかといえば学生よりも一般社会人に向いている。
1コラム読みきるのに数分程度あれば充分であり,電車内での暇つぶしとして非常にハイセンスな友となる。本を手にとると相当のボリューム感を感じるが,元ネタが中学理科であるために難解な箇所はほとんどなく,比較的サクサクと読み進めることが可能。また,各章末にある科学英語の部屋(英国中学理科程度のテキストから抜粋)も味があって面白く,そういう意味ではまさしく世界標準の科学リテラシー読本である。この「科学英語の部屋」で紹介される文章の方が,英語であるにもかかわらず,日本の検定教科書に比べてすんなりと頭に入ってくるから不思議。
随所に挿入される「検定教科書をCHECK!」等で,著者の理科教育に対する意気込みが強く感じられ,共感を覚えるところも多いが,結果,高校理科と遜色ないレベルになってしまっている箇所もチラホラあり,本の構成としてはやや欲張りすぎな面も。詰め込み過多な印象を拭えない点で星(★)1つマイナスした。
世界標準か!
(2008-07-27)
「第2分野 生物・地球・宇宙」ともども「世界標準の科学常識を身につける!」ことを謳っているが「大人のやり直し理科」ということで成功している。
中学の「検定教科書のエッセンス」をネタにしつつ、著者の教科書プラスアルファの知識を「発展コラム」「ミニコラム」で展開している。さらに「高校入試問題を楽しむ部屋」で、著名高校の入試問題を紹介しているの面白い。
このシリーズでいいところは、「読んでみよう!科学英語の部屋」で、イギリスの中学の教科書で記載されているレベルの英文を紹介していることだ。アメリカの教科書ではなく、自然科学の母国イギリスというのがいい。
文系人間が中学理科の再復習を英語でも行う事が出来るというとてもリーズナブルな企画である。少なくとも嘘は書いていない。

