相互リンクしていただけるサイト様を受付中

相互リンクもっと

長年の信頼と運営実績。探したいサイトが見つかるサーチエンジン

アイテム詳細

新宮 一成

講談社

グループ:Book

ランキング:127578

価格:¥ 1,680

ポイント:16 pt

発売日:2005-05-11

通常24時間以内に発送

このページのURLは
http://linkmotto.com/a/asin/Books/4062583305/

この商品を買った人はこんな商品も買っています。

ラカンの精神分析 (講談社現代新書)

ラカン (ちくま学芸文庫)

ラカンはこう読め!

現代思想冒険者たちSelect 鏡像段階 ラカン

精神分析学を学ぶ人のために

カスタマーレビュー

出来が悪い  (2007-09-29)
ラカンの入門書という点では、出来が悪い。作田啓一『生の欲動』の方がずっとずっと卓越している。エクリの主要論文を紹介した気になっているが、英語が読める人は、ブルース・フィンク(Bruce Fink)のエクリの英訳書を読んだ方がずっとためになる。Finkには、A Clinical Introduction to Lacanian Psychoanalysis: Theory and Techniqueという本もあり、これもよい。日本のラカン研究では、自分が理解していないのに、本を書く似非研究者が多いのが残念な特徴なんだけど、なんとかその一歩手前で踏みとどまっている本。

良い本ですが、全くの初心者には少し分かりにくいかも  (2007-08-04)
ラカンの解説書ですが、タイトルに「フロイト=ラカン」とあるように、
ラカン理論の解説だけではなく、それがフロイト理論とどのようにつながっているのか、
もっと正確に言えば、ラカンがフロイト理論をどう読み替えていったのかについて
分かるように解説がなされています。

ただ、解説がキーワード別に構成されているため(第二部)、
必ずしも体系的なラカン理論解説書とはなっていません。
また解説の内容も、全くの初心者が最初に読むものとしては少し分かりにくいかも知れません。
本書編者の1人である新宮一成氏の『ラカンの精神分析』や、
福原泰平氏の『ラカン−鏡像段階』、斎藤環氏の『生き延びるためのラカン』、
現在は絶版になっていますが石田浩之氏の『負のラカン』など、
他の解説書で事前に基本的な理解を得たうえで本書を読めば、
より一層その理解も進み、有益であろうと思われます。

また、第三部「三次元で読むフロイト=ラカン」には、精神分析だけでなく
その他の分野にもラカン理論を応用した考察が収められており、
思想としてのラカン理論に興味をお持ちの方にとっては
ラカン理論の他分野への応用例として興味深く読めるのではないでしょうか。

なお、第四部の1において
「もう他の解説書を読む必要はない。次は『エクリ』を読め」
というようなことが書かれてありますが、これはあまりにも無茶だと思います(笑)。
ラカンの著書を読むのであれば、編者の新宮氏も『ラカンの精神分析』の末尾で書かれておられるように
やはりエクリよりもセミネール、とりわけ第11巻『精神分析の四基本概念』から
入っていくのが一番分かりやすいのではないでしょうか?
(ただし私自身は、福原氏の『ラカン−鏡像段階』のレビューでも書いたとおり、
 一般の方々がラカンに興味を持ち勉強してみようという場合において、
 ラカン本人の著作にまで進む絶対的な必要性は無いのではないかと思っていますが)。

新しい視点から、「ラカン」を見る  (2005-11-10)
新しく、意欲的な試みではあるだろう。しかし、編著のため、まとまりを失った感は否めない。新宮一成『ラカンの精神分析』さえ読めば、改めて本書を手に取る必要はないかもしれない。ただ、用語解説のみは有益。
ラカンも興味を寄せていた、仏教思想・東洋思想と、精神分析思想の対比が試みられている。これは、ラカン派においては、今までにない試みだろう(ユングを除けば)。

素人同然の座談  (2005-06-23)
文章から察するに若い執筆者が精神分析が素人同然なのが残念。タイトルとうらはらに、新しい知識がまったく得られない。S・ジジェク等の紹介もおざなりで、真剣に原稿に取り組んでいる気配が執筆者にないのが残念。教科書にもならなければ、毒にも薬にもならない買うだけ損の本。

新宮派?  (2005-05-23)
 新宮氏が以前出版した『ラカンの精神分析』(講談社現代新書)は、日本語で書かれたラカン入門としては最も分かり易いものでした。なのでこの本も買いでしょう。

ちなみに新宮・立木両氏の「編集」とはなっていますが、全体の6〜7割は二人が書いているみたいです。

「ラカンからフロイトへ」と遡る形でさまざまな概念を解説している第二章はとてもよくまとまっています。精神分析のコンパクトな用語集としても読めるでしょう。またフロイトのLustprinzipという概念に「快原理」という新たな訳語を提唱したりと(従来は「快感原則」と訳されていました)、これからの日本におけるフロイト=ラカン受容を牽引しようとする野望も感じられます。

ところで、今や日本ラカン派の「権威」となった新宮=立木の両先生には早いところ『エクリ』の新訳を出して欲しいものです。最終章で『エクリ』を読めって言われても、フランス語の原典は敷居が高すぎます。誰もがパリ第八大学に留学できるわけじゃないですし…ね。