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講談社
グループ:Book
ランキング:187381
価格:¥ 1,785
ポイント:17 pt
発売日:2005-12
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水田の起源がわかった
(2008-11-29)
コメ問題を考えていて、水田の起源を調べていて読んだ本。
陸稲と水稲は、栽培方法の起源が異なる。
(1)陸稲は、雑穀栽培の一種(焼畑、種まき)。
(2)水稲は、根菜栽培の一種(水田、株分け)。
(3)稲は、本来、株分けで増える。
参考になりました。
然るべく、田植え
(2006-11-12)
子供の時分「どうしてわざわざ田植えなんて手間をとるのか?
籾を直接蒔けないのか?」って周りの大人に尋ねても、腑に落ちる答えを持っている人はいなかったなあ。
田舎育ちの私ですが、水田という耕地は、未だにナゾだらけです。水を入れたり落としたり、とにかく畑とはあまりに異質な農風景です。
数々の本に「畑作の陸稲から水稲に移行した」とありましたが、両者の作業性はあまりにもかけ離れて見え、それが歴史上スムーズに変遷できるなんて、随分無茶で具体的な見解とは言えないんじゃないかと思ってました、内心。
この本の最大の素晴らしさは、水田と田植えの発生を、無理なくイメージさせられる豊かな説得力にあります。
水田に不思議を感じていた方、長年の憑きモノが落ちますよ(笑)。
縄文籾の件りなどは、正直距離を置いて読みましたが、この株分け説、今後細かな修正はあるでしょうが、長く生きる説かと思えました。
稲の起源と日本人の起源は違う…と
(2006-08-29)
考古学はもう…言い方悪いけど、他の分野から荒らされまくりですね。
でも基本的にイネのことなので、日本人のルーツとは違います。
中国人の起源?というものを挙げていますが、やはりここもどこかとってつけた感じでした。
斬新な指摘
(2006-04-20)
カウアイ島の北東、プリンスヴィルの町の近くに見事な水田風景があることは、ガイドブックに広く知られた事実である。ただしそこで栽培されているのはカロ、すなわち里芋だ。奄美や沖縄にも「田芋」と呼ばれる水田栽培の里芋がある。これらの里芋は、根茎を収穫した後、切り取った茎を再び田んぼの泥に差しておくという方法で繁殖されている。つまり種を用いない水田農耕である。
著者は、イネという植物そのものの長年の研究から、従来言われてきた「雲南の山間部の陸稲が長江流域で水稲となり日本に伝来した」という「照葉樹林文化論」系の稲作論を真っ向から断罪し、稲はもともと里芋やクワイと同じく湿地やちょっとした池で、栄養繁殖によって栽培化されたという説を唱える。陸稲は後から出てきたものであって、照葉樹林文化論は間違っていると。
稲の遺伝学的な検討、実際の農耕技術の検討などから導かれた著者の議論には非常に説得力があり、照葉樹林文化論は今後大きくその内容を修正せざるを得ないだろう。文体がやや冗長でまとまりも悪い点が残念だが、照葉樹林文化論に興味をもっている人は必読の一冊である。
日本の古代史を論じるにも 参考にすべき
(2006-01-23)
揚子江流域から 日本に流れた人もいれば
雲南の山奥に入り込んだ人もいて
また ベトナムや 東南アジアに
流れた人もいる
だから 深層では 文化に共通性がある
そんな思いを抱かせてくれる本でした。

