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アイテム詳細

重松 清

新潮社

グループ:Book

ランキング:1038

価格:¥ 460

発売日:2005-06

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カスタマーレビュー

ただ、そばにいる  (2008-09-21)
前書きからすでに感動。「ただ、そばにいる」素晴らしい言葉です。

本編は吃音のある少年の物語。派手ではないがしんみりと心の奥に伝わる優しい話が端々と伝わってくる。人の『こころ』が分かる優しい作家さんだなあ としみじみ。今回も逸品でした。

生きるための勇気  (2008-07-23)
吃音もそうだが、度重なる転校も、また辛いだろう。
普通なら、ゆるやかに続く小学校中学校時代の記憶が、切れ切れに分断されて、
しかも共有できる友人はいない。
その辛さと寂しさ、悲しさは、本書を読んで推して知るべしだろう。

様々な負荷を背負って、私たちは生きてゆく。
負荷に負けそうになった時、本書の主人公・白石きよしを思い出そう。
彼を支えた、家族の絆やきよしこの言葉、出会った人々の冷たさや温かさ。
それが、みんな勇気になるのだ。


個人的に「北風ぴゅう太」と「交差点」が好き。
特に「交差点」の大野君は、その後どうなったか気になるところ。

ほんとうに伝えたいこと  (2008-07-10)
「ほんとうに伝えたいことだったら、伝わるよ、きっと」
きよしこのメッセージです。全編にわたるテーマになっていると思います。伝えたい思い、伝わらないもどかしさ・・これは、吃音のきよしでなくてもあるのです。吃音であるゆえに、一言発した言葉を捕らえて先読みされてしまう。けれど、それを否定するにはコンプレックスが邪魔をする。この本を読んで心が痛かった。小さなわが子が言いたかったこと、言葉にできなかった思い。それを私はいつでも勝手に先読みしてきた。本当は違ったのに。もしかしたらきっと誰でもきっとそんなほろ苦い経験はあるのでしょう。転校ばかりの少年時代、その中で知り合った人たちの中で、きよしはきよしとして力強く生きていくのです。

これはみんなに読んでほしい  (2008-05-29)
「卒業」を何気なく読んですっかり重松ワールドにはまってしまいましたが、この作品は作者の実体験に基づいた内容となっているようなので、他の作品とは趣が違っている。フィクション仕立てになっており、読者の心に響く作品に仕上がっていると思う。「青い鳥」を先に読んで(こちらは号泣)しまいましたが、きよしこ→青い鳥と読んでいたらまた感動も格別だったような気がする。ぜひ未読の方はこの順番で読んでいただきたい。作者の想いが必ず心に響いてくるから・・・

親としての責任を強く感じた  (2008-03-18)
読み終えてまず思ったのは、自己中心的でかつ不謹慎で申し訳ないが、
わが子が何の障害も持たず、良くぞここまで育ってくれたということだった。
そして、この子を育てる責任を強く感じた。
子供がもう少し大きくなったら、ぜひ読んで欲しい作品である。
そして、そのときの感想をもとに親子で話し合いたい。