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新潮社
グループ:Book
ランキング:87514
価格:¥ 540
発売日:1990-08
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The Great Gatsby (Penguin Popular Classics)
カスタマーレビュー ![]()
清らかな短編集
(2007-12-14)
珠玉の短編集であるが、収録中、特に「冬の夢」はあまりにも素晴らしい。ジュディへの思慕(美しいものへ圧倒されるあの気持ち)が少年期の未来への希望とともに生き生きと伝わる。情景描写もフィッツジェラルドらしい、いつもながら詩的なもので、特に湖畔の場面はためいきをつくほどの清らかさ。
ライ麦畑
(2005-11-04)
での名訳で知られる野崎孝が訳者。ていうか、だから買いました。
それにしても面白い。
中でも秀逸なのが乗継ぎのための三時間。電車の乗り継ぎ時間のあいだにむかしの女を訪ねる主人公だが、そこで衝撃的で言い知れぬ悲しみや切なさを味わう。その感じが絶妙に出ていて素晴らしい。
氷の宮殿はアメリカ南部と北部の対比を書いた作品だが、イマイチピンと来ない。あとは泳ぐ人たち、金持ちの御曹司などはもう素晴らしい短編だと思う。
グレート・フィッツジェラルド
(2003-07-18)
スコット・フィッツジェラルドといえば『グレート・ギャツビー』だが、この短編集もなかなかであると思う。
この短編集でもその時代の華麗さ、倦怠感、虚栄、孤独というものが入り混じった活字の海を滑ることができる。
フィッツジェラルドの世界は、都市=「極彩とアスファルト」に溢れ、愛と欲望、自尊心と軽蔑などの内的レアりティーを彼の巧みな洞察力で描き出している。
比喩を多用した、活きた情景描写、
登場人物の性癖や人種の叙述から始める方法など
面白い点もたくさんあるのだが、
同時代に生きていない私には共有出来ない感覚や、途中退屈に思える箇所があった。
しかし全体としては楽しめる本であると思う。
また長編を読んでみようかな
(2002-02-23)
フィツジェラルド(フィッツジェラルド)の名をはじめて知ったのは、たしか村上春樹の小説でだったと思う。ありがちですが、「ノルウェイの森」を読んで村上春樹にハマり、その作品を読みあさりました。その中に名前の出てくるフィツジェラルド、気になって「雨の朝パリに死す」という長編小説を読んでみました。が、それほど感銘を受けなかったんでしょう、今ではどんな内容だっだのかもハッキリ覚えていません。
その後ずいぶん経ってから書店で見かけたこの本、「長編がダメなら短編でも」と軽い気持ちで買ったんですが、とても気に入りました。見事にハマりました。
感性の豊かな人だったんだろうな、と想像させられる短編ばかりが並んでいます。収録作の中でも短い作品なのですが『乗継ぎのための両時間』が特にお気に入りです。
そのうちまた長編に挑戦してみようかな。

