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新潮社
グループ:Book
ランキング:18400
価格:¥ 1,365
ポイント:13 pt
発売日:2006-12
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人類学的にはおもしろいけど・・・
(2008-03-07)
マサイやケニアについて知りたい人は興味深く読めると思います。しかし、女性の半生記・体験記として読む場合にはクエスチョン・マークです。
筆者は、現在の夫のマサイ男性と結婚する以前にも別のケニア人男性と結婚しており、さらにそれ以前にも外国人男性に惚れっぽい性格だったという経緯が出てきます。確かに、本に挿入されているマサイ青年たちの写真を見ていると、日本人女性がぽーっとなってのぼせてしまうのもうなずけます。筆者は、過去の恋愛や結婚と比べて、マサイ男性との出会いは運命的なものだったと捉えているのでしょうが、それは過去に出会った男性たちよりもより大きなインパクト(文化的な相違がより大きかったゆえ)を与えてくれたから、だけのような気もします。他の方も書かれているように、以前の結婚よりもまだ時間が経っていない時点での執筆は時期尚早。筆者にはぜひ10年後、20年後に報告していただきたいです。
80年代に結婚生活を経験したスイス人女性の書いた「マサイの恋人」に触れて、筆者は文中で、このスイス人女性は現地の文化を理解できなかったから結婚に失敗した、というようなことを書いていますが、スイス人女性は第一夫人であり、夫に第二夫人を迎えないことを条件に結婚したことによる葛藤があったのだと思います。(個人的には、こちらの葛藤の方に人間味を感じ、心を揺さぶられました。)それから20年の月日が流れ、マサイ族の生活も変わってきているはず。現在のマサイ族男性にとって、外界から現金収入を運んでくれる第二夫人(筆者)の存在は都合がよいのでは、という見方もできます。パートナーは欲しいが外で仕事をしたいという筆者にとっても第二夫人というポジションが好都合なのかもしれませんね。両者の利害が一致した結婚ということでしょうか。
マサイの性文化が興味深かった
(2007-08-12)
一夫多妻制なんて嫌だと思っていたが、成り立つ仕組みが分かって納得。
つまるところ「セックス=愛」ではなく「生殖の手段+男の快楽」だから
女に嫉妬が生まれないのだそうだ。加えて日常的にスキンシップがない文化だから淡白。
これが西洋のように濃密で、相互の愛情表現の手段だったら独占欲も生まれるし、他でも同じことやっているのかしらと心穏やかではいられない状態が生じる。でも、じゃあ彼らにとって愛は何なのかというと「信頼すること」。日常生活のちょっとした思いやりや気遣いからも自分が愛されていると分かる。肉体的なつながりより精神的な愛情の方が生きていくうえでずっと大切だし、幸せなんじゃないかと考えたら、女も性に対して積極的になり心を開かなければいけないと考えていた呪縛から解放された。
時期尚早…
(2007-04-21)
今の段階で本を出すのは早過ぎたんではないかと思います。私は同じく外国に嫁いだ者として、彼女がマサイ族の村で、彼の家族達とどんな日常生活を送っているのかが知りたくて読み始めたのですが、まだ結婚したばかりの様で、彼女は単身都会に暮らしながら、時々仕事で村を訪れるといった生活ぶり。5年くらいマサイ族の嫁と同じ様に村の中で生活してみてから本を出すべきだったと思います。こんな自由な生活スタイルが許されるなら、誰だってマサイの戦士の嫁になれると思いますが?
タイトルほど・・・
(2007-04-05)
一番エキセントリックなのはタイトル。中の悩みは日本人の枠を出ない普通の女性の悩みと喜びと、そうかわりません。そうかわらないから、いいのかもしれないし、そうかわらない悩みなら、ブログで何千、何万と書かれているのでお金をはらってまで読むのはちょっとだまされた気分がしました。
圧巻!あっぱれ!
(2007-02-07)
読み始めたら、あっという間に読んでしまった。
自分の生きたいように生きる。最近こんな言葉をよく聞くけど、本当にやりたいことがなかなかわからなかったり、できないと思い込んでいることって多いと思う。
そんなやりたいと思ったことを、まっすぐ一生懸命にやっている姿に、ただただ、”すごい”の一言です。これからの生活も、応援したいと思いました。
私も、生きたいように、やりたいようにと、教えられた気がした。
日本の、迷ってるみんな、是非読んで勇気をもらってください。

