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アイテム詳細

福原 直樹

新潮社

グループ:Book

ランキング:62698

価格:¥ 714

発売日:2004-03

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http://linkmotto.com/a/asin/Books/4106100592/

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スイスと日本 国を守るということ −「永世中立」を支える「民間防衛」の知恵に学ぶ

カスタマーレビュー

理想の国と言われるスイスも、普通の国でした  (2008-08-12)
という本。
内容の逐一な解説は他のレビュアー方にお任せするとして。

とりあえず、まぁ、普通の国ならこのくらいの事は多かれ少なかれあるでしょう。
初耳な話ばかりだけど、驚くにはあたらない。

でも、安易に非武装・中立なんてのを叫ぶ人には読んでおいてもらいたいですね。
そういう人に限って読んだりはしないんでしょうけど(^^;
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ところで。思わせぶりな本のタイトルはなかなか秀逸。
「黒い沖縄」「黒い京都」なんてよく売れそうw

黒いスイス、白くない日本  (2008-07-01)
騙される日本の自称文化人が悪い、とだけ
狭いコミュニティの幸せを考えるなら取引以上の関わりを持つ余所様は排撃する
それが「大人の国」のえげつないところである
そういう意味ではスイスは自分たちの共同体に害にならないと気づけば
面倒なので排撃はしなくなるわけである
翻って日本はどうか
自覚をした上でえげつないことをしているわけではない
だからだらだらと排撃や微妙な悪事は続くやもしれぬ
その辺とこが

スイスを正面からとらえる  (2008-06-12)
この本を手に取った時点で、その人はスイスに関してある程度理解している人だと思われます。老若男女問わず多くの人に読んでもらいたい一冊です。スイスに関するイメージを正確なものにしてくれます。

タイトルがいやらしい  (2008-01-28)
いやらしいといってもエロは関係ない。(当然か)
うけ狙いがミエミエだということ。おかげで購入に躊躇いを感じてしまった。
(新書・文庫サイズで国の歴史に関する本はたいてい即買いする。)
内容に関しては、とかく幻想を持たれがちなスイスもごく普通の国ですよといったもの。
黒いといわれ、少々ダークな表現をされていることには作家の意図を感じなくも無いが、
読み手が割り引けばよいだけのこと。
とにかく手のひらサイズで外国を知ることができるこの類の本、ドンドン出て欲しい。
特に中南米の国々希望。(←アフリカ同様とっても少ない)

欧州のなかのスイスの位置づけを知りたい方に  (2007-11-24)
スイスについて、アルプスに囲まれた観光産業に依存した永世中立国という牧歌的イメージしかない方が、スイスの現代史を知りたいと思ったときの入門図書としては、最適だろうと思う。大手新聞記者特派員として6年間スイスに駐在した著者が、地道な取材をした上で著しており、その内容の信頼感は高く、一方でその語り口は、歴史の断面を伝えたいという情熱に溢れている。

『黒い』とは、大国に挟まれた小国が独立を維持し続ける為には、時には、悪魔とも交渉せざるを得ないという国際政治のリアリズムのことであり、また内政においては、『中立』という国是・国益を優先する為にスイスの一個民の人道的善行を犯罪であると断罪せざるを得ないときもある、という政治の限界を指している。つまり、スイスも、自国の利益を最優先に考えるごく普通の国の一つである、というこであろう。

以下、各章のポイントを記す。
1章: ロマ族に対する誘拐(民族殲滅)の活動は70年代まで政府の支援により継続した。ロマ族殲滅の思想は、ナチズムの影響が背景にある。
2章: 第二次大戦中、ホロコーストの存在を知りながらスイス政府はナチスドイツからのユダヤ人難民の受け入れを拒否し、事実上、ナチスドイツ政府のユダヤ人虐殺を黙認してきた。スイス国内へのユダヤ人流入を嫌った、スイス政府の自国の利益の為の行動としてである。スイス政府が公式に謝罪したのは、95年になってからからである。
3章: 第二次大戦中、個人の人道的覚醒により、ファシズムと戦い、またユダヤ人難民をスイス国内に受け入れる活動をしてきた人々がいた。しかし、スイス政府は、彼らを犯罪者として扱った。今でも、名誉回復がなされていない人がいる。
4章: 冷戦の集結の頃まで、スイスは核武装を計画し、その準備を進めてきた。核の傘に入ることのできない中立国として、自国の防衛が目的である。
5章: 異分子の流入を好まない市民感覚や感受性が、極めて強い。政府には、強力な公安活動機能が存在する。
6章: ネオナチズムの若年層への広がりや、ヘロインなど薬物中毒者の増加。
7章: EU非加盟や移民排斥を強く唱える、民族主義政党の台頭。
8章: マネーロンダリングの温床となる、秘密主義を売り物とするスイスの銀行。