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春秋社
グループ:Book
ランキング:188235
価格:¥ 1,995
ポイント:19 pt
発売日:2004-10
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カスタマーレビュー ![]()
尊敬する人
(2008-02-26)
フランクルの言葉の一つ一つが、心の中を洗ってくれるような感じです。
苦しくてどうしようもない時に手を差し伸べてくれるような言葉。
私のようにちっぽけなことで悩んでいる人も、もっと大きなことで悩んでる方も
是非読んでほしいです。
言葉は難しいですが、その言葉の一つ一つに救われます。
苦悩の観察が宗教的無意識を発見した
(2006-08-22)
本書は、『制約されざる人間』の続編である。著者によれば、前著は生理学主義を批判したものであり、本書は心理学主義と社会学主義を批判したものであると言うが、著者が意図したことと違う所で本書は極めて重要である。
第1章では、「ロゴテラピー=心理療法+ロゴス(=意味・価値の省察⇔あるべきこと≠論理)」と「実存分析=心理療法+実存(=自由・責任の省察⇔ありうること≠分析)」という明確な定義を与え、「ロゴテラピー=精神的なものから出発する療法」と「実存分析=精神的なものへ向かう療法」とが同一理論の2つの面を表していることを強調してから、心理学主義の批判を開始するが必ずしも成功していない。
第2章で、著者は“快は目的ではなく結果であり、苦は逃避すべき対象ではなく他者のための供犠とみて超越すべき機縁である。”といった考え方を敷衍する。これは自らの戦争体験から実感したことであろう。
第3章では、“無意識の宗教性を調べることから明らかになったように、実存分析は宗教性を無意識なものへと抑圧することを努めて排除し、ロゴテラピーはいつかは意識的になる宗教性に対する妨害を排除しなければならない。”と述べている。さらに、“総括して言おう。実存分析の対象は無意識の信仰である。ロゴテラピーの対象は意識された不信仰である。”とまで言い切っている。
本書の価値は、フロイトの「個人的無意識」、ユングの「集合的無意識」、ソンディの「家族的無意識」に対して、フランクルの功績は「宗教的無意識」といえる領域を開拓したことだと思う。宗教的無意識とは釈尊の「諸法無我」によって否定された「我」の極限を「神」と考えて固執することである。その開放を内部と外部から目指そうと言う訳である。

