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グループ:Book
ランキング:53651
価格:¥ 2,520
ポイント:25 pt
発売日:2003-08
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個人の自由を互いに可能にする自国が他国の個人の自由を簒奪するという史実を教えてくれる
(2005-03-27)
巻も進み、現在の世界と直接に繋がっている時代に近づいてきた。西欧に住む人々がアジアその他の地域に住む人々を植民地などとして支配してきた時代から始まり、日本を含む西欧文明諸国がお互いに世界大戦で争った第一次大戦、同時期の共産主義国家の誕生を経て、その後の世界秩序の質的変化と第二次世界大戦前夜までを扱っている。
この時代は、西欧文明諸国が、個人の自由と近代国家という理念の中から自分たちに都合の良い部分を肥大化させて世界を操ってきた時代から、自分達自身が争い果てていく危惧を自覚してきた時代までを扱っている。その自覚はまさに近代国家の核心である「自由」の本質に向けられるべきだろう。人間は長い歴史を経た後に、個人の自由の価値とそれを可能にする国家の価値の存在に辿りついた。だが、その国家が他国の個人の自由を簒奪していたという史実を、この巻は教えてくれる。
相対的には客観的
(2004-04-20)
欧米を中心とする世界展開の賛否を書き記すにあたり、欧米人の著書として最大限の譲歩は認められる。この手の歴史書を書くにあたり、他の多くの欧米の著者は行間の中に自分たちの優越性を滲み出させてしまうものだが、本書はその点で評価できる。
また、欧米の植民地政策に対して中国はその犠牲になったが日本はなぜ犠牲にならなったかが理論的に書き示されている。現在のこのデリケートな問題は多くの著者は言明を避けるか、あるいは日本人が書いても中国人が書いても説得力は得られないものである。その点でも評価できる。
相対的には客観的
(2004-04-20)
欧米を中心とする世界展開の賛否を書き記すにあたり、欧米人の著書として最大限の譲歩は認められる。この手の歴史書を書くにあたり、他の多くの欧米の著者は行間の中に自分たちの優越性を滲み出させてしまうものだが、本書はその点で評価できる。
また、欧米の植民地政策に対して中国はその犠牲になったが日本はなぜ犠牲にならなったかが理論的に書き示されている。現在のこのデリケートな問題は多くの著者は言明を避けるか、あるいは日本人が書いても中国人が書いても説得力は得られないものである。その点でも評価できる。
欧米中心の「歴史書」
(2003-10-01)
英・仏をはじめとする西欧諸国が他の世界に侵略し、植民地支配して行った「帝国主義」の時代を扱っています。 英国人の筆者としては、出来る限り偏りのない記述に努めている点も認められるとはいえ、いわゆる「欧米人」の独善的な海外侵略と、彼らの奉ずる「排他的唯一神信仰」および、その倫理観・価値観の強引な押しつけ等の「負の部分」に関する反省が乏しいのは、遺憾の極みと言わざるを得ないでしょう。

