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戸部 良一
寺本 義也
鎌田 伸一
杉之尾 孝生
村井 友秀
野中 郁次郎
ダイヤモンド社
グループ:Book
ランキング:41549
価格:¥ 2,957
ポイント:29 pt
発売日:1984-05
通常4〜5日以内に発送
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カスタマーレビュー ![]()
変革できない組織の姿
(2008-09-07)
何となく、本屋で手にとってしまい買ってしまった。軍隊組織でも、会社組織でも失敗に通じる本質のようなものがわかるかと、ちょっと期待してみた。中身はノモンハンから沖縄までの6つの代表的な戦が描かれ、一戦毎に失敗が抽出され、最後に総括と教訓が示されたいた。過去の栄光を引きずり、最後まで精神論で突き進み、変革できなかった組織の姿が垣間見られた。
通り一遍
(2008-09-07)
まあ、古い本だからなんなんですが。
ミッドウェー作戦のところを読んだら、
海戦の経緯は簡単にしか記述されず、
その分、アナリシスも通り一遍な感じです。
山本と南雲が仲悪かったのはそうだとして、
ニミッツとスプルーアンスが住居をともにした話は
ちゃんと出典があるのでしょうか。
なんかおやじのヨタ話に毛がはえたような印象さえする。
失敗をしっかりレビューすることによる得られる知見
(2008-09-01)
日本軍の行動を組織論の分析法でレビューした本
日本軍の6つの失敗、つまり
1.ノモンハン事件 誤りを繰り返す学習のなさ
2.ミッドウェー作戦 錯誤の上に錯誤を上乗せし、誤算のみが残る
3.ガダルガナル作戦 統合戦略のなさが、地獄を生む
4.インパール作戦 意味の無い作戦の無駄な正当化
5.レイテ海戦 高度の平凡性の欠如
6.沖縄 上層部との不整合が招いた結果
を詳しくレビューし何が決定され何が起きなかったを書いてある。
まず、6つの戦いを知らない私としては何があったのかが書いてある
このような内容はとてもありがたく、また組織論的に分析を行っているため
とてもわかりやすく要約されている。
また、その6つの戦いから導出される知見は、勇み足とも言える部分も
あるとは言え、とても同感を覚える内容です。
戦後すでに60年を越えようとする今でもこれらの知見に古さを
感じないのは、6つの戦いから導出された知見がとても一般性があり
本質を突こうとした著者たちの意図どおりになっているせいでは
無いかと考える。
畑村先生の失敗学を、単体の失敗と見えるほど、組織的失敗
システム的失敗に踏み込んだこの本はとても新鮮で
新しいと感じました。
考えさせられる内容です
(2008-09-01)
日本軍の失敗に事が書かれていますが、非常に考えさせられる本です。官僚制の問題もあることながら、だれも合理的な意見・判断ができなくなっていく状況は今の企業社会や地域社会、学校、マスコミなどに反省されることなく脈々とながれているような気がしてならない。私たちはきちんと総括してきたのだろうか。この本は、我々が過去反省をきちんと行わずに組織的な遺伝子をそのまま引き継いでしまったことを喚起させてくれる。読むべき本である。
組織において失敗がどのようにして起こりうるか、組織や成員の特性や要素から失敗の本質を明らかにしようとした良書。
(2008-07-04)
組織において失敗がどのようにして起こりうるか、組織や成員の特性や要素から失敗の本質を明らかにしようとした良書。他のレビューを見ても名著との評価が大勢を占めています。
また、本書は第二次大戦(大東亜戦争)での日本軍の特徴的な組織的大失敗の6ケースから帰納的に失敗の原理・法則性を見出そうとしていますが、見えてくる事象・結論は単なる失敗の原理・原則というだけでなく、近現代の日本人論でもあるように感じます。単なる昔話ではなく、現在の日本人および日本人組織にも大小なり多少なり受け継がれてしまっている、「失敗の芽」を数多く見出したように思えました。
私自身は近現代の軍事史に疎いため、本書で取り上げられたケースの正確性は言及できませんし、そこから失敗の法則性を抽出した論理についても細かく議論できません。しかし、本書で述べられた数々の日本(軍)的思考や特性には経験的・感覚的に納得させられるものがありました。
少なくとも私の所属する組織では、組織の様々な単位(業界・会社・事業所・部門・グループ・チーム)で本書に挙げられた「失敗の要因」や「失敗を生んだ組織・成員の特性」が根強く蔓延っています。したがって、本書で得られた知見を自己および組織内で充分に蓄積・共有化できれば、非常に有益なものとなるでしょう。
ただ本書でも述べられている通り、日本(軍)的な要素を持っている組織では、「組織の大勢を占める空気を変革しようとする異端者」には極めて強い抵抗力・抑圧力を発揮しがちであるため、本書から得た知見を組織として学習しようとするのが実は一番困難なのかもしれません。

