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筑摩書房
グループ:Book
ランキング:774
価格:¥ 546
ポイント:5 pt
発売日:1986-04-24
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カスタマーレビュー ![]()
まずは数日試してみよう
(2008-08-27)
筆者が本書の中で時折、物事は夜ではなく朝に行なえと説いている部分を
散見するが、初めは朝に何かを行なおうとしても、眠気まなこな状態で一
体何が出来るのだ?と思っていた。
しかし、物は試しにと一回、夜は普段よりもかなり早く寝ると、朝6時に
目覚め良く起きる事が出来ただけでなく、ちょっとした掃除や洗濯、自分
がやっておきたかった作業の数々を効率的にこなす事が出来るという素晴
らしい結果に落ち着いた。(※効果には個人差があります。)
思い返せば夜に何かの作業を行なう時は、なまじ時間的余裕があるために、
ついつい不要不急なネットサーフィンしてしまったり、深夜放送を見ながら
行なったりしていたため、結局あまりはかどらないままいたずらに時間が進
んでいたのだが、逆に朝に何かを行なうと言うのは、ある時間になったら強
制的に家を出て会社や学校に向かわなくてはならないから、その時間までに
集中して物事に取り組む事が出来るという効果もあるのだろう。
また、必要の無い情報を忘れ、頭の中を整理すると言う発想も、「無知と無
能は世間から疎外される」というちょっとした恐怖感を抱いていた自分には
驚きであったが、かといって、未だにブレイクスルー出来ていない現状から
考えても、ここはひとつ本書の考えに乗っかってみようと思いました。
残念、途中で読む気が失せる、整理されてない内容
(2008-08-25)
エッセイ?なんですかね。
ところどころ、面白いところがありますが、
途中で読む気が失せる。
思考の整理学?でしたっけ?
もっと整理しないと。
老人の妄想と雑談?
暇つぶしにはいいけど、私は
途中で読む気が失せた。
和書で思考についてこれほどの実践的良書は他にない
(2008-08-16)
「本を読む本」の訳者である外山氏の著作
なかなか内容が濃くて実践的かつ参考になった。
以下本書の実践的な要約を記す。
学校教育について、思考においてグライダー型人間訓練所と言及する。ここでグライダーとは自力で飛ぶことができないことを例えている。つまり、自力で考える、考えを整理するということを教えられない。グライダーの対として飛行機型がある。これは、思考が創造的で自ら整理できる人間である。学校教育を離れ社会に出ると飛行機型を求められる。グライダーでいくら優秀でも実社会では役に立たない。私たちは飛行機型を目指さなければならない。
まず、創造的な思考をするためにはどうすればよいか?
・朝飯前に知的作業を行う。
・考えを寝かせる。(時間を置き、発酵させる)
・編纂・編集し、二次的な創造を行う。(エディターシップ、メタ・クリエイション、カクテル)
・周辺に関心、広く視野を持つ。(セレンディピティ、副次的発見)
次に思考を整理するにはどうすればよいか?
・メタ化(抽象化)する。
・スクラップ
・カード・ノートに書き留める。
・博覧強記(一つのテーマに絞って集中的に読書・記憶、つんどく法)
・メモをメタ・ノートに転記する。
・ノートの記述を読み上げる。(より多くのチャンネルを通し純化させる。)
・不要な情報は忘却する。(気分転換、眠る、汗を流す)
・とにかくテーマに沿って思ったことを終わりまで書いてみる。
飛行機の推進を上げるにはどうすればよいか?
・異質な者同士で雑談する。(ブレインストーミング)
・自分自身、他人を誉める。(自己暗示、円滑な思考)
・現実の行動(1次的現実)になぞらえて思考する。
・未知への遭遇。(とにかく繰り返しぶつかり、自分で考える)
和書で思考について書かれた本の中でも特に良書と感じるので★5つです。
本書を読んで一人でも多くの人が自分で考えることの素晴らしさを感じてくれたら。
(2008-08-08)
中学・高校教育で鍛えた頭を実社会で役に立たせるためには、ステップアップが必要です。そのヒントとなるのが本書だと思います。
受動的な知識習得を「グライダー能力」、自分で考える力を「飛行機能力」と定義していますが、言い得て妙ですね。勿論のことながら、「飛行機能力」がなかなか身に付きません、現代社会においては。
「思考は醗酵する」とでも申しましょうか。寝ている間に思考が整理されるというお話は、大脳学の先生もおっしゃっています。しかしながら、本書が書かれたのは20年以上も前のことです。外山先生、エライ!!
グライダートリック
(2008-07-07)
最初のグライダーの比喩がうまい。乗せられた気分だ。
思うに、比喩も本書で重要視されている脱線の一種なのだろう。
ふと、この本を読んでいて、不思議なパラドックスに乗っていることに気づいた。
グライダーではなく、飛行機にならなきゃいけないんだとは思うのだが、
読み心地はグライダーに乗っているようにスムーズに風に流されていくのだ。
内容より、そういう方法論がおもしろい。

