相互リンクしていただけるサイト様を受付中

相互リンクもっと

長年の信頼と運営実績。探したいサイトが見つかるサーチエンジン

アイテム詳細

茂木 健一郎
江村 哲二
江村 哲二

筑摩書房

グループ:Book

ランキング:89326

価格:¥ 798

発売日:2007-05

通常24時間以内に発送

このページのURLは
http://linkmotto.com/a/asin/Books/4480687602/

この商品を買った人はこんな商品も買っています。

すべては音楽から生まれる (PHP新書)

芸術の神様が降りてくる瞬間

芸術脳

江村哲二作品集《地平線のクオリア》

茂木健一郎科学のクオリア (日経ビジネス人文庫 グリーン も 4-1)

カスタマーレビュー

対談集なのだが、クラシック賛美の立ち位置は感心しない  (2008-10-13)
 タイトルは「音楽を『考える』」となっているが、音楽をスタート地点にした対談集である。
 西洋で音楽とはどういう位置づけの学問であるか、音を意識する教育とはどういうものか、という話から「創造は未来へつながるもの」ではなく「起源に遡るもの」なのではないかという考え方は面白かった。また「転送されたり、拝借してきた情報ではなく、自分の内なる情報が重要」という話は、一般的ではあるがインターネット世代には耳が痛いところだろう。
 ただ「クラシックは楽譜を解釈する部分に音楽家の創造性が発揮されているが、ポップスは同じことの繰り返しなのでクラシックの方が高尚である」というような観点はやはりクラシック畑の人だなと思い苦笑させられた。クラシックこそ、拡大再生産なのではないだろうか?
 最後に、なぜ日本がクラシックの発信中心にならないかという話題で、海外コンプレックスや国内音楽界の閉鎖性を挙げているが、先の「クラシック=高尚な音楽」というような根性がそのように土壌を生んでいるのではないか、自家撞着なのではないかと思えた。
 なお、茂木健一郎ってもっと前に出てきて主張するようなタイプかと思っていたが、結構うまい聞き役であったことが発見だった。

衒学を肯定し美の為の美を肯定する本  (2008-07-09)
何故こんなに衒学的な物言いをし、衒学を肯定するのだろう?
音楽に耽溺する者の、音楽への空虚な理想論が多めなのがとても残念。

音楽と生命活動が根源的な繋がりを持つことや
「いま自分の聴いている音は、私だけが聴いている音」というような
音楽好きには頷ける部分や、なんとなく感じていたことを
明文化してくれて嬉しい部分もあるにはあるのだが・・・。

特に聴覚が人間性の第一義のような物言いは承服しかねる。
では、耳の聞こえない人はどうなるのだ?
五感はそれぞれ助け合って作用しているだろうし、どれかが失われれば
他の器官がそれを補うだろう。

所詮は、挫折どころか人としての尊厳の危機に陥ったことの無い
エリート学者の上っ面な机上の空論である。
むしろ、人間性の危機に陥った時音楽は最もよく人を助ける
力のあるものであり、泥臭く、血のにおいのする
我々の血となり肉となるものだと私は考える。

陳腐  (2008-06-12)
脳科学者の茂木健一郎と作曲家の江村哲二による対談です。
しかし、江村哲二によるの3ページの前書きがすべてで、それ以上の深まりはありません。音楽を「考える」とありますが、論考ではなく雑談です。本書のもっとも大切なモチーフである、作曲するということはそれを「聴く」ということにほかならない、ということに著者ふたりだけが気づいているかのように語られる無邪気さ。さらに本書は途中から、腹立たしいほど陳腐な否定的日本文化論になる。
脳科学者はその研究業績によって、作曲家はその曲によって評価されるべきでしょうから、著者を否定するつもりはありません。ただタイトルの音楽を「考える」に惹かれる方、またアマゾンの他のレヴューを読んで期待した方は、裏切られるでしょう。
「考える」ということをもっと考えてほしかった。

面白い!  (2007-11-17)
「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」でもおなじみの脳科学者茂木健一郎氏と工学部出身の作曲家江村氏の対談。茂木氏の幅広い知識をフル活用した発言が面白いのは分かっていたこととしても、対談相手の江村氏の発言までもが理系と文系の知識の行ったり来たりなのは非常に面白い。江村氏は工学部でニューラルネットワークという人工知能の一分野を勉強されていたそうで、バックボーンが脳分野だとこんなにユニークな作曲家が生まれるのだな〜と非常に参考になった。梅田望夫氏との対談集にも出てきたが、この本でも談合社会に対するアンチな意見がちらほら出てきており、こういう強い個人が社会を変革していく様をリアルタイムで見ることができるのは非常に楽しいことですよね。

面白いし言葉にならなかった思いが表現されていて  (2007-07-16)
言い得て妙な本だと感じた一冊。
虚心坦懐に聴くことの重要性や経験値の積み重ねから自身というブラックボックスを通して
自ずから生み出される音楽こそが天から与えられた音楽であるとの見解には
首肯することしきりであった。現在の状況について手厳しく切り込んだ言論もあり
読みようによってはかなり挑戦的な側面もありで、なかなかに読み応えがあった。
お二人の対談の部分でもう少し深く突っ込んで欲しかった部分もあったが
言外のニュアンスでそれは自ら会得することを求められているのかも知れない。
☆☆☆☆+☆/2は付けて良いのでは? 好き好みはあるにしても。