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アイテム詳細

茨木 のり子

筑摩書房

グループ:Book

ランキング:62458

価格:¥ 1,890

ポイント:18 pt

発売日:1999-10

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カスタマーレビュー

本棚に、ハードを1冊、置いておこう。  (2008-05-24)
『倚りかからず』というタイトルに吸い寄せられて、思わず手にとり、
パラパラめくったあと、コレだ!と確信してレジへ走った。

あれから数年が経ったが、この詩集を開くたび、「よし!」と決意する。
まっとうな魂を持って、この人生を生き抜くぞ!と思うのだ。

この1冊には、縮こまった心を柔らかく潤して、
すっくと立たせる力がある。

文庫で読むのもいいが、ハードを購入して大切に持っておくのもいい。
たぶん、人生道中、何度も開きたくなると思うから。

人生に途方に暮れたら開く詩集  (2005-03-12)
 
インターネットがはびこる時代に有っても、そんなことお構いなしに山門の奥で、丁寧に詩を書く。
もちろん、丁寧に生きている。

屹然とした立ち姿を想像させる詩を書く。
茨木 のり子さんの詩は、どれを見ても「甘さ」は無い。が、「優しさ」は有る。

もう、何事にも「倚りかからず」なのだ。そんな必要がどこに有る?
 
そんな当たり前のことを忘れている私たちに、警鐘を鳴らすのが詩人なのかもしれない。
それも、静かにね。

誰を信じて、何を信じて生きていけばいいのか、迷った時に、この詩集を開くといい。

道は、そこに有るかもしれない。
 

気に入りの感覚  (2000-11-08)
 茨木のり子の「椅りかからず」を読んだ。  その椅りかからずの一篇を読むことができただけで意味があった。  私の背に手を触れ、丸まった背筋をぐっと伸ばしてもらったような感覚。  自分を信じなくては  しかし、力をこめず  気に入りの椅子に椅りかかるように  自分にふっともたれかかってみるといい  そう、私には伝わった。

 詩集をパラパラとめくる時、言葉の美しさに感じながらも、世代の差に気づいて身を引いてしまう。  褪めてしまう。  その感覚が起こらないことをどこかで願いながら読んだ。  それはとり越し苦労。  疎開、国歌、八木節  私と違う言葉があっても何も感じない。  取るに足らないこと。  それは押しつけないから  何も求めないから

 そのあいまいな距離感がこの詩集の気に入っているところ。