長年の信頼と運営実績。探したいサイトが見つかるサーチエンジン
書籍紹介
カテゴリー
QRコード
アイテム詳細
阪急コミュニケーションズ
グループ:Book
ランキング:261057
価格:¥ 2,310
発売日:2003-08-20
只今品切れ中
このページのURLは
http://linkmotto.com/a/asin/Books/4484034107/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
カスタマーレビュー ![]()
これを読んだらあなたもかなりのナマコ通。
(2006-08-17)
大変楽しく、そしてきちんとナマコについて書かれています。
ナマコにはどんなイメージを持っていますか?可愛くもなく、ごろっとしているだけの、まったく関係のない世界の生き物のようなナマコ。でもこの本を読むとイメージはきっと随分変わってくるでしょう。
沖縄に遊びに行きナマコに興味を持ったという女子大生と、親戚のナマコ研究者のおじさんが対話をする、という設定。会話で楽しく読ませてくれます。著者本川さんのこれまでの一般向け著作にも共通するわかりやすさ、楽しさですね。でもただ「ナマコは面白い動物」で話が終わっているのではなく、少し専門的に形態や構造などをまとめた「基礎講義」、日本近海のナマコを多数集めた写真図鑑もあって、生物学的な説明もきちんとされています。
難しいところは飛ばして対話のところだけを読んでも、形態や生態の説明などに始まり、筋肉の構造など、著者の専門の話題もさりげなくはいっていて、面白いだけでなくナマコという生き物の全体像をさまざまな方面から理解することができます。そして「なまこの語源」「調理法」から「養殖の歴史」「我輩は猫である」まで載っている幅の広さ。各章の扉には川柳、「唄う生物学者」本川達雄さんの本ですから、もちろんナマコの歌(楽譜付)も載ってます。
ナマコを台所漂白剤につけてどろどろに溶かし、体の中にある小さい骨片を洗い出して顕微鏡で観察する、などというところは夏休みの自由研究実験にもなりそうではありませんか。酒の肴になる話あり、生命を哲学することもできるかもしれません。大人は大人、子供は子供で読んで楽しめます。
五放射相称というナマコの形態から生き物における五の意味、偶数、奇数の意味を考えてみたり、キャッチ結合組織という筋肉ではない組織で体を動かすことの利点を考えてみたり。生物学としてもかなり本質的なことも知るにつれ、人間とは違う生き物の、彼らなりの世界が少しずつ身近になってくるでしょう。
なんだか訳のわからない、「気持ちが悪い!」と言ってしまえばそれで終わってしまいそうな生き物にも、優れた特性があったり、われわれと共通するものがある。まったく違う生き方をしている生き物を知る楽しさ、がこの本にはあります。なにより、著者がナマコを「愛している」のでしょう。それが伝わってきます。
こんな風なガイドブックで説明されたなら、どんな苦手な生き物も「みんなみんな、生きているんだ友だちなんだ」と唄いたくなるでしょうね、きっと。
図鑑は満足。
(2006-02-19)
内容は硬いところと妙にくだけたところがあって読み辛い。図鑑は満足。
歌はいらないと思う。
海鼠ワンダーランド
(2006-02-06)
難しい本かと思っていたら、易しかったです。
ナマコってなんでもありだなぁ。忙しく働く人類を嘲笑うかのようにひっそりと生息するナマコ。そのパワーは計り知れないのです。
この偉大なる地味生物の生き様から学ぶことは沢山あるのです。
昨日までナマコなんて興味なかったけど、世の中にはまだまだ面白いものが沢山あるんだなぁ。よし、もっと調べてみよう。と感じるキッカケになると思います。
一生に一回くらいはナマコに興味もってみてもいいんじゃないかな。
めちゃめちゃおもろい
(2004-12-12)
読書40年,これほど面白い本を読んだことがない。
ナマコを尊敬する博士のナマコ学は,ナマコに留まらず,
lifeという語の3つの側面(「生命」「生活」「人生」)について楽しく考えさせてくれる。問答形式になっているので,生物学の初心者でもすいすい読める。写真を眺めているだけでも想像力がふくらんで嬉しい。最後はやっぱり歌で締めたか。こういう教師に習ってみたかったなあ。
ちなみに,この方の本は「生きものは円柱形」「歌う生物学」など,どれをとっても画期的。高校の「生物U」以上の内容なので,実は相当難しい内容だが,それを感じさせないままどんどん深みにはまらせる,著者の工夫やユーモアには脱帽。
播かず刈らずで生きていく
(2004-01-19)
「ゾウの時間ネズミの時間」で本川達雄ワールドに触れた方ならきっと微笑まずにはいられない、著者の専門ばりばりのナマコオンパレード!文体はかなりくだけていますが、それは本当にわかりやすくするため。人間とは全く違う世界と価値観に生きるナマコを知ることは、世界のさまざまな人々と共に生きていく知恵に繋がるからこそ、生物学ファンとダイバー以外の人にも楽しく読んで欲しいのです。教訓ももちろんあるけれど、オールカラーのナマコグラビアが背中で愛を語ります。筒型生物が苦手でもきっと大丈夫。播きもせず刈りもしないのに生きている、そんな彼等の多様性とファンキーさにヤラレて下さい。(もちろん「歌」2曲ついてます。お楽しみに)

