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アイテム詳細

諏訪 春雄
芳賀 徹
山折 哲雄
小松 和彦

東京書籍

グループ:Book

ランキング:531086

価格:¥ 3,360

ポイント:33 pt

発売日:2007-02

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名画の言い分―数百年の時を超えて、今、解き明かされる「秘められたメッセージ」

カスタマーレビュー

広く古典をグローバルな観点で  (2007-04-02)
 ここに選ばれた百種の古典は、文学だけではなく、歴史、宗教、芸術、科学なども含まれている。「日本とは何か、日本人とは何か」を教えてくれる最良の作品群である。
 本書は第2巻である。第1巻との収録作品がどう違うか、どこに書かれているか探してもどこにも書かれていない。巻末の「収録作品一覧」を見るしかない。上欄が第1巻、下欄が第2巻にあるから、上下を見比べればすぐ分かるということにもなる。どちらに入っているか、これが極めて大切なのだから、もっと分かり易く編集・説明してほしかった。
 具体的に指摘したい。「万葉集」「新古今和歌集」は第1巻、「古今和歌集」は第2巻に分かれている。「与謝蕪村句集」「小林一茶句文集」は第1巻、「松尾芭蕉句集」は第2巻に分かれている。この代表的三大歌集・句集調べ、比較するには両巻を常備していなければならない。たまたま、片方だけ借りてきて、いざそのジャンル毎にまとめようとしたら、お手上げということになる。物語・随筆・日記など各章全てを通じて言えることである。
 本書の特長が後回しになったが、タイトル「誘い」の言葉どおり初心者向きのアプローチがなされている。初めに「作品解説」「全体の構成」が2ページに簡潔にまとめられている。次に普通は「原文」を載せるところを「現代語訳」を先に載せ、その後に「原文にふれてみよう」と、原文後出しにしている。
 本書の工夫として「学際の窓」が各項目に1ページ付記されていて、これがなかなかおもしろい。多面的知識が得られて、ほっとくつろげる。例えば「源氏物語」の後記として「学際の窓」1「ざんげ」2「出産場面」3「もののけの駆除」が述べられていて本文理解の参考になる。