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アイテム詳細

内山 春幸
中井 洋子

東洋経済新報社

グループ:Book

ランキング:66597

価格:¥ 1,680

ポイント:16 pt

発売日:2003-02

通常3〜4日以内に発送

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カスタマーレビュー

ツリーの事例が分かりやすい  (2007-02-17)
本書は、“ザ・ゴール”で有名になったゴールドラット博士のTOC理論の真髄である思考プロセスを使って、会社の機械事業部を立て直す物語である。従来からある、会社再生物語は、会社の状態が良くない根本原因を分析する方法とか分析結果にはあまり詳しくは触れず、改革のプロセスとかマネジメント的にどのような改善をしたか、という点にフォーカスしたものが大半だが、本書は(TOCの思考法に関する本であるので)、問題:UDEを分析し本質的問題を明確にしていく(思考)過程を、ツリーを多く使いながら、読みやすい物語に仕立てている。

会社の業務改革プロセスの部分は、コンサルタントを雇って、数名のスタックと問題分析を行い、本質的問題の把握を行って、改革のストーリーを策定し、社長に提案してゴーサインという筋立てであり、特筆する内容は無いが、TOC思考プロセスで使われているツリー、特に現状問題分析ツリーが、とても参考になる。

個人的に、本書のツリーを参考に現状問題分析ツリーを作成してみた。出来映えは本書のツリーには及ばないが、ツリーを作っていくことで、現在起きている問題を引き起こす(潜在的な)前提条件を明確化していくことができた。そして、そのツリーの中に、幾つかの本質的な根本原因が、他のUDEを生じさせている構造が一目瞭然になった。

今回、本書のツリーを参考に自分で現状問題分析ツリーを作成して強く感じたことは、TOCの思考プロセスは、多くの症状の相互関係を考察し整理していくことにより、本質的な根本原因を導き出すポテンシャルを持っているということである。そして、本書のツリーの例は参考になる、ということである。

帯に短し、襷に長し  (2005-11-11)
ゴールドラット博士自らの本のほうが、趣旨は理解しやすいように思う。
著者が日本人らしい、図の書き方などにこだわっているところがおもしろかった。
どうせなら、図などの道具の紹介をしっかりしてくれたほうがよかったのではないだろうか?
どっちつかずで、今ひとつ納得できなかった。

日本向けTOC入門書だが…  (2005-06-29)
TOC(制約条件の原理)というと、他のレビューワの方が書かれている通り「ザ・ゴール」シリーズが有名ですが、それをもっと日本人向けに解説した本。

解説としては図表を多用しており、とてもわかりやすいです。
ザ・ゴールを意識してか、日本の会社を題材にした小説も掲載されています。ただ、ちょっと理想的すぎるきらいはありますが…読み物としてはなんとか読めるレベル、といった感じです。

TOC自体、まだまだ発展途上の分野だと思います。いきなり分厚い「ザ・ゴール」を読む前に、ちょっと肩慣らししたい方には最適かもしれません。私は逆のパターンでしたが、頭の整理をする上ではちょうど良かったです。

TOCの実績が社会で浸透すれば、本書の評価はもっと上がるかと思います。その意味もこめて、個人的には星4つとします。

図が多いのでイメージが湧きます  (2005-05-18)
題材的には、「ザ・ゴール」や「ザ・ゴール2」と、
ほぼ同じなので、目新しさは感じられないのですが、
「ザ・ゴール」などでは、あまり図が載っておらず、
どうしたら、というのが分かり難かったのですが、
この本では、図が、結構、載っているので、
具体的な作業のイメージが、湧いてくるのが、良いと思います。

小説的な面白さという点では、「ザ・ゴール」に比べると、
2歩くらい譲るという印象ですが、
班長さんなど、日本的な登場人物がいたり、
挫折しかかった計画が、担当者が過労で倒れたことから、
うまく回るようになるなど、日本的な人情的展開になったりして、
親近感は持ちやすいと思います。

いいですね  (2004-01-18)
昨年、話題になったザ・ゴール2で扱われていたThinking Processの本でした。小説仕立ての本で、ある大企業の事業部を立て直すのに、Thinking Processを使うものでした。ザ・ゴールのブームの時には、世間は製造業に適応しやすいドラム・バッファ・ロープの手法が注目を引いていたような気がするが、私個人はThinking Processに注目していた。応用範囲がいろいからである。が、ザ・ゴール2を読んでも今ひとつ実際の方法がピンとこなかったし、他の解説本を読んでも、ピンとこなかった。しかし、この本はわかりやすいです。Thinking Processは、基本的に論理学で使用するロジックでツリーを作成して、もっとも大切な要因を突き止めて、効果的に現状を改善する事なのですね。調子にのって、「思考を変える!見方が変わる!会社が変わる!」(中経出版)も、買いました。この本では、あるサラリーマンの成人病予防のために、解決法を立案する事を仔細に書いていました。これも、わかりやすいですね。ためしに、こられの本にしたがって、ちょっとした個人的な問題を解いてみました。すっきりと、解けました。いいですね。