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日本経済新聞社
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発売日:2006-09
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アメーバ経営論―ミニ・プロフィットセンターのメカニズムと導入
カスタマーレビュー ![]()
社員の「自律」って何でしょう?
(2008-06-07)
山岸俊男氏の『日本の安心はなぜ消えたか』を読み
翻ってこの本について考えるところがありました。
性善説に依拠するならば、アメーバで部門別採算制度
を採ることが社員の自律を促すことになるでしょう。
でも、会社が社員に安心を提供できなくなった現在は、
組織の中が自己中心的な雰囲気で満たされ確実に
居心地のとても悪い組織になるのが明白ではない
でしょうか。
会社が提供すべき「安心」は「利他の心」という
キャッチフレーズ一つで何とかなるような生易しい
ものではないと思います。人間って、そんなに美しい
ものじゃないと思うけれども。。だからこそ文化
や芸術や宗教があるんじゃないだろうか。
謹んで御礼申し上げます。
(2008-05-16)
著者の下で働いていた者です。
社内ではとても幸せに過ごさせていただきました。
入社早々には、ある業界重鎮のご子息様にお供
させて頂き「ニッポンの産業界における帝王学とは
何ぞや、、」という有意なご指導を賜りました。
「1人1人が経営者意識を持つ」とはこういうこと
なのか、と首をかしげた・・・・・・いえいえ首を垂れた
次第でございました。或いは、これはまさに
「1人1人の社員が主役」の現れだったので
ございましょうか。
式典行事におきましては半日休憩なしであったり、
社内では就業時間内完全禁煙という精神修養も
させて頂きました。本社の朝礼は壮観な軍隊式で
古き良きどこぞやの国さながらの光景に身の引き
締まる思いでございましたし、フレックスタイムなど
もってのほかでございますよね。
また、総帥によれば「燃えないセラミックのような技術者
は当社には不要だ」そうでして、外見の沈着冷静さ
と内面の熱さをウリにする私は、右半身はサウナ風呂、
左半身は冷凍庫、に同時に漬かるようなすばらしい
試練を課されて、現場に検査装置やシステムを、
とても心残りな・・・・・・・・・・いえいえ、心安らかな
技術水準のままに導入いたしました。
本書で説かれていらっしゃいます「思いやり、謙虚、
博愛という普遍の価値観」、そして「利他の心」
とは何ぞや。。。。
熱湯と氷を同時にぶっかけられて、鈍い私もようやく
目覚めたように思っております。
御社はあまりに高邁で私ごとき者には勿体なかった
ようですが、このご恩は一生忘れません。
やはり「素直な心」が一番でございますよね。
京セラ万歳!
常々仰られている「手の切れるような製品」を作る
精神に習い、
ここに感謝の気持ちを込めて精いっぱいの
「手の切れるような」星1個を献上いたします。
ありがとうございました。
高度成長期の経営モデル
(2008-05-16)
特に目新しいことはないと思います。
社員個々人の「組織愛」を高めることが経営的に有効な
ことは分かっています。著者の興した京セラという会社
は、中小企業の連合体のような組織ですが、それぞれが
戦後の高度成長期のビジネスモデルを意識したような
組織運営をしていることは内部を知る者ならば誰でも
知っています。そして、高度成長期というのは、世界的
に見ても究めて珍しい経済成長モデルなわけで、これを
人類に普遍的な価値だとか、そういうことを言われて
もね(笑)。
少なくとも、日本においてすら、今の低成長、グロー
バリゼーション(良くも悪くも)の時代には全くそぐわ
ないビジネスモデルであることは明らかだと思うんです
が・・・・。
自分も勤務経験があるので、この会社のことをあまり
言いたくはないのですが、あまりに看板に偽りのある
宣伝をしているようなら声を上げざるを得ません。
これからこの会社に入ってみようか、という方には
是非入って中を見てみることをお勧めしますが、
その上で、それをどう感じ判断するかは個々人の責任
で行って頂きたいと思います。本に書かれてあること
と実態は違いますから。。
社員に自立意識を持って欲しい経営者におすすめ
(2008-03-31)
社員に独立されるほどの自立意識を持って欲しいと願う、覚悟がある経営者におすすめ。
大まかには「社内で売りを立て、部門単位で独立採算性を導入」という内容。
少人数ながら私の会社にも早速導入。
チームリーダーには、部下の時間給把握などの今までなかったコスト意識が生まれたようだ。
従業員を安く使って搾取搾取。。。と思ってなければ、このシステムは可能な限り導入すべきだと思う。
社員の自律
(2007-12-08)
おそらくアメーバ経営の本質は、社員の自律を
促すことなんだと思います。
無駄を省き、利益を最大化するための
責任を一人一人に持たせようということだと思います。
ただ、各独立部門がそれぞれの利益を
最大化させたら会社はうまくいかなくなります。
著者もその指摘を懸念して、
管理者のエゴを排除しなければならないと
言っていますが、
一連の議論がアメーバ経営の本質を見失わせていると
感じました。
社員からの改善提案が増えるとか、
決断までのプロセスが少なくて済むとか
そういう中身を期待しました。

