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PHP研究所
グループ:Book
ランキング:19682
価格:¥ 520
発売日:2001-02
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たくましく、粋に生きていた江戸庶民の実態に触れられる、肩の凝らない格好の雑学辞典
(2006-08-09)
歴史の表面には決して出てくることがない庶民の暮らし振りについては、学校の教科書では、ほとんど語られることがない。しかし、そんな名もない庶民たちが、各々の時代の中で、どのように暮らし、どのように生きていたのかは、幸いにも物質的には豊かな現代社会に生まれ落ちた庶民である我々にとって、どこか人ごととも思えないところがあり、非常に興味をそそられる。
この本は、そんな庶民の暮らしの中でも、現代の我々の暮らしに直結した武士の時代である江戸時代の、江戸市中に生きる庶民らの、衣食住、遊び、仕事などの97項目を、Q&A方式でまとめたものである。
これを読むと、厳しい身分制度と貧しい生活の中でも、おしゃれを楽しみ、居酒屋で一杯やり、芝居見物を楽しんだりと、結構、たくましく、それなりに生活をエンジョイしていた庶民の生活が浮かび上がってくるとともに、こうした江戸時代の庶民の暮らしの中に、現代に生きる我々の生活様式の起源となっているものが結構多いことにも気付かされるのだ。
ここで書かれていることは、いずれも興味深いことばかりなのだが、中でも、私が最も驚いたのが、文化年間の江戸市中には、何と、6,550人もの貸本屋がおり、一人の行商貸本家が、170軒から180軒もの得意先を持っていたということだ。当時の江戸庶民の精神文化が、いかに豊かで、粋であったかを物語る、格好のエピソードではないだろうか。
この本は、通勤・通学電車でのちょっとした時間などに気楽に読める、肩の凝らない格好の雑学辞典として、ぜひ、一読されることをお勧めしたい。
判り易く、簡潔に。
(2004-01-26)
項目を衣食住に加えて金・遊び・犯罪・労働と分けて、様々な江戸の庶民の生活を紐解く一冊。一つ一つの項目について、意外性を持たしつつ、簡潔に書いているので、これ一冊を読んでおけば時代劇などを見るときに楽しみが増加する事間違いなしの一冊。また、サッと読んで江戸の時代を知る事が出来るので、息抜きを交えた歴史の勉強としても対応できると思います。

