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みすず書房
グループ:Book
ランキング:297698
価格:¥ 4,515
ポイント:45 pt
発売日:1997-11
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カスタマーレビュー ![]()
著者の思想の集大成だが・・・
(2007-01-26)
本書は『存在から発展へ』『混沌からの秩序』につづく,彼の思想の集大成とでも言うべきものである.
基本的な主張は三冊とも変わらない.エントロピー増大則はわれわれの無知に帰せられるものではないこと,平衡から遠くはなれた系では,自発的に構造が安定化するような系があること(散逸構造論),時間と空間は別物であること.
本書の特徴は,しかし,さらに進んで,量子力学にみられる,シュレディンガー方程式の時間対称性と波動関数の収束という時間非対称性の矛盾を克服する試みが行われている.さらに,特にホーキングが唱える虚時間という概念によって時間と空間の区別をなくそうという考えにも真っ向から反対する.
しかし,これらの試みが成功しているのかどうか,どうも判断しがたい.残念ながら著者はすでに故人であるが,まだまだつめるべき点は多いように思える.ただ,魅力的な仕事であることは間違いない.
いろんな意味でお勧めです。
(2005-05-05)
@文系の方へ(私は法律専攻ですが)わかりやすいです。プリコジンは散逸構造論でノーベル賞をとったドエライ先生ですが、若き日にこれまたドエライ大ボーア先生に歯向かったひとでもあります。最低限の数学で時空の不可逆性に関して述べており、特に量子論の???の部分を明快に切って落としてる部分は、「量子論とはこうゆうものである。理解できないあなたが悪い」と言われているような気がしないでもない自分としては非常に納得感がありました。ポパーの議論にも賛意を表明してますし、読んでムダはないと思います。特に時間論等に興味がある方は必須だと思います。
A理系の方へ、プリコジンの意見が量子論的に一般的なのかどうかは良くわかりませんが、ヒルベルト空間より外に出て話をせい、という意見は一般民間人から見ると、当たり前に聞こえます。現状では量子論はもはや新発見の時期から、常識、そして古典へと進みつつあるのではないかと思いますが、量子論のパラドックスを解いたというよりは、喉元に刃物を突きつけた感のあるプリコジンのロジックは、これからこのような世界に進んでいく若者の方は、特に読んでおいたほうが宜しいかと思いました。
聡明、知識、分析、判断
(2005-01-03)
モノを組み立てたり、分解して分かり易いように並べ替えたり、
人生や仕事(作業、折衝)などで
兎角目の当たりにする確実性の考え方
なにが絶対的な基準なのか
流動性選好説ではないが
流れの中でなにがどう決まり決定されていくのか
気がかりなことにひとつの決着がつけれるようなきがした(感想ですが)
全体と部分(局所、所在、存在と時間)
(2004-07-21)
時間論とは言うものの、固有の時計を基準に考える現代人
其の人たちが精神とか物質の性質を論じるのに
必要不可欠な書物だと思います
宇宙やナノテクって初めに理解ありきなのでしょうか?

