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スクウェア・エニックス
グループ:Book
ランキング:-
価格:¥ 620
発売日:2008-07-26
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カスタマーレビュー ![]()
ついに完結……! 晴彦、お疲れ様
(2008-07-26)
ついに最終巻。カリオストロ編が終結します。
晴彦とカリオストロ。どちらが正しくてどちらが間違っていたのかはわかりません。
ですが、晴彦にとって優香姉に手を出されることが相手を尊重するという選択を捨てさせる分水嶺。ゆえに両者が分かり合うことはもはやあり得なく。
彼らの結末は、カリオストロが優香姉をさらった時点で決まっていたのかもしれません。
身も心もボロボロになりながら戦い続けた晴彦には本当にお疲れ様といいたいですね。
カリオストロという工学の陥穽に陥った男や、パラケルススのように医者として達観しているような男。そして、フルカネルリのような倫理観を持つ男。彼らと会い、話し、感じたことは彼にとって必ず成長の糧になることでしょう。
この巻で興味深いのはすべてが終わった後の晴彦とパラケルススの会話でしょう。
カリオストロとの戦いではお互い思うままに自分の考えを叩きつけてる面がありましたが、この会話があるおかげで「工学による真贋、感情の妥当性」についてしっかり整理が出来ます。
晴彦のよさはパラケルススが語った見解すらもすんなり理解し、受け入れることが出来る柔軟さ。そしてその柔軟さを持ちながら堅く芯の通った部分がある点でしょうね。
カリオストロとの決着がついたあと、優香姉、ユウカナリアとどのような結末を迎えたのか。
晴彦が戦い抜いて手に入れた結末をどうか見届けてあげてください。

