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凱風社
グループ:Book
ランキング:57690
価格:¥ 2,100
ポイント:21 pt
発売日:2005-05
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http://linkmotto.com/a/asin/Books/477362907X/
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カスタマーレビュー ![]()
わかりやすいガイドブック
(2008-01-04)
わかってるはずなのに、ここは墓地なんですよね。
この本を読んでから、シンドラーのリストを見ると
心の叫び、悲しみを更に深く感じ、涙が止まらなくなります。
犠牲となった人達の真実の記録が、地から掘り出され、貴重な証拠になってるんですね。
後世に記録を残し、二度と悲劇が繰り返されないよう命がけで埋めたと思うと、、。
是非読んで頂きたいすばらしい本です。
訪れてみて・・・
(2007-08-27)
実際にアウシュヴィッツを訪れるには、ぜひ読むといい一冊。
前編には歴史的背景が、後編には写真を含め、アウシュヴィッツのガイドが書かれている。
現地では、ポーランド語、ドイツ語、英語の解説くらいしかないので、
本書を持って回るとよいと思う。地図も載っているし。
本書と公式ガイド(現地販売)があれば、ガイドはなくても平気かな?という感じがした。
横でスペイン人のガイドを聞いていたが、そのガイドよりも、
本書のほうが、役に立つ。といった感じ。
本書には展示品以外の撮影は可能らしきことが書かれていたが、実際に訪れてみると
規則が厳しくなったのか、撮影できないところが多数。
本書で足りないと思ったのは、死の壁、ガス室、監視塔など、どれが再建設されたもので
どれがオリジナルのものか書かれていないところ。
実際足を運んだ人はそれも知りたいのでは・・・。
アウシュヴィッツへの感じ方は人それぞれだと思うが、訪れてみないとわからない
雰囲気を持ってると思った。旧バラックの展示場内の階段の磨り減りをみて
多くの人が訪れているのがわかった。
ぜひ多くの人が訪れて、感じたことを話し合って欲しいと思う。
忘れてはいけない現実なんだなと。
いく前に、そして、行った後に読み返してほしい本
(2006-10-27)
仕事を兼ねて、何度かアウシュヴィッツに訪れた。おそらく自分からは行かなかった土地と思う。その時のガイドさんが中谷氏だった。某ガイドブックで紹介もあったので、有名人でもあったと思う。印象的だったのは、淡々とした語り口。「どうして、こういう仕組みが出来上がったのか、このような出来事が実際に行われるようになったのか・・・自分で考えてほしい」という姿勢。また、なぜ中谷氏はここに来るようになったのか・・・というのも
聞くことの出来ない疑問として残っていた。(この点においては、この本の目的が自身のことではないので深くは語っていないものの少し触れている)
前半は、中谷氏自身のポーランドでの経験を含めた概観。
後半の博物館についての案内は、ガイド時と同様極力主観をさけて、まさに淡々と語られている。
まるで、自分の考えを語ることで、読者の「自分で考える」というテーマを損ねてしまうのを恐れるように。それは、おそらくこのアウシュヴィッツを作った人々の一番マヒさせられた大事な精神活動の一つではないか。
氏も言っているが、まだまだ日本人の訪問人数はすくない。若者はさらに少ない。
ドイツ人の学生が先生と一緒に多くおとづれる場所でもあるとのこと。
この本を熟読して訪問するのをお勧めしたい。(博物館内で韓国、中国の人たちとすれ違うことも多いので、アジアの歴史も踏まえておくのをさらにお勧めしつつ)
読んで見に行きましょう
(2005-07-22)
昨年(04年)1月に、中谷氏のガイドで、アウシュビッツを見学してきました。まさに、この本の中に書かれたように、博物館であり、墓地でもあり、厳粛にという彼の言葉がよみがえってきます。
見学の時に記憶に残っていることに、本で紹介されている所長のヘスにも家族があり、家庭ではよき父親であった。それは、他のドイツ軍兵士も同じであり、収容所での狂気の仕事は、1面でしかない、そのことを考えて欲しい、という中谷氏の言葉です。選挙で選ばれたヒトラー、そして狂気の虐殺、ホロコーストを行ったドイツ軍(ひょっとしたらそれを黙認してきた市民)は、私たちの隣にいるのでは、あるいは、自分がそういう時代にいるのでは、と考えさせられました。
できるだけ、当時のものを残そうという博物館、その空気、雰囲気をこの本で知り、現地にも足を運んでいただきたいと思います。
真摯な眼差し
(2005-06-22)
この本は「博物館案内」というタイトルの通り、博物館の展示物と案内文が載せられているのだが、それはあくまでこの本の一部に過ぎない。この本の主眼はむしろ中谷氏のエッセイにある。エッセイの中では「なぜアウシュヴィッツに行くことになったのか」「博物館を訪れる人々が何を思っているか」「ポーランド人はどのように過去に向き合っているのか」「未来への教訓」といったテーマが語られている。私は昨年、中谷氏のガイドを受けてアウシュヴィッツ博物館を見学したのだが、中谷氏から受けた印象は「客に知識を伝えるというよりも、この歴史的悲劇を見つめ、真摯に自問自答している」というものだった。エッセイの中にはこの「真摯な眼差し」があふれ、私自身もまた自問自答に引き込まれた。案内文も中谷氏の語り口がよみがえる文章で、やはり彼の考えていることの一端に触れることができると思う。アウシュヴィッツに、そして戦争に少しでも興味を持つ方には必読の書。

