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Maria E. Malott
Richard W. Malott
産業図書
グループ:Book
ランキング:4312
価格:¥ 3,780
ポイント:37 pt
発売日:1998-04
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行動分析学入門―ヒトの行動の思いがけない理由 (集英社新書)
カスタマーレビュー ![]()
内容的にはちょっと古いです。
(2008-06-26)
行動分析学の新しいテーマとして取り上げられている選択理論と競争・協力理論は扱っていません。また、本の進み方はアメリカ式になっていて、事例に多くのページを割っています。確かにわかりやすいが、1ページあたりの情報の量が少なく、勉強の効率が非常に悪いです。また事例もアメリカ的に説得力を追求するため、極端的なデータや数字を多用しています。ゆえにその学問としての厳密性と普遍性に疑問を感じます。この本より、「行動の基礎」(小野浩一著)をお勧めします。
誰でも読み始められる・終わりまで行くには根性が・・・
(2007-01-17)
1番大切な教科書です。学問の本でないようなエピソード、その事例を行動分析で解説するという書き方で、読んでいて楽しいのです。翻訳にありがちな、浮ついたようなヒッカカル感じもなく、それも気に入っています。一般社会の行動分析から、障害児教育まで幅広い分野について扱いながら行動分析を順序だてて学習できます。ただ、とにかく字が多い、ページも多く厚いので最後まで内容を理解しながら読み進めるのは、根性がいりました。しかし基礎的な理解なら半分まで読めば何とかなるようです。好きな部分は最後のほうにある「迷信行動」について。占いなどにすぐだまされるので、本を読むたび自戒します。
応用行動分析学について学びたい人へ
(2005-03-30)
応用行動分析学を専門的に学びたいと考える方におすすめの一冊です。
独学で応用行動分析学を学ぶことはたやすいことではないと思います。特に,たくさん現れる独特の用語や概念にノックアウトされてしまう方もおられるのではないかと思います。この本は,似た概念はまとめて提示され,記憶や理解が容易なような工夫がなされています。内容も基礎的なことからややアドバンスの内容まできちんと押さえてあり,その点でも十分だと思います。この本を理解された方は実験計画法などの内容の本を一読されることをおすすめします。
行動分析学入門.
(2004-10-27)
かつて慶応大学の講義で使用された著書で行動心理学の基礎として学ばれる方またさらに深く追求したい方にはお勧めできます
あまりにも多くの無益な時間と労力が「自己実現」や「抑圧」の名の下に費やされてきた
(2004-07-14)
行動分析学は、(数多くの自然科学的な実験によって確かめられる)科学的基礎を持った唯一の心理学である、とこの本は主張する。別の言い方をすれば、それは「心理」学ではない。むしろ積極的に「心理」的な見方=偏見と戦っている。
あまりにも多くの無益な時間と労力が「自己実現」や「抑圧」の名の下に費やされてきた。行動の問題は、いつも「心」の問題として片づけられてしまうのである。しかしその子があばれるのは、あばれるという行動が人々の注目を引き起こしているからではないか。非難がましいものであったとしても、人々の「注目」は行動を強化する「アメ」にあたるものかもしれない。あばれるその子は、注目を得られることで、あばれるという行動が強化されるのである。
行動分析学は、行動を問題とする。ある行動が反復されるのは、その行動の効果(結果)に原因があると考える。「心」「無意識」といった不必要で混乱を招く余計な概念を分析に挿入したりしない。自分たちででっちあげた「心理的問題」の解決にやっきになったりしない。
加えてもっとよいことがある。行動分析学は、普通「心」がない(あるいは未発達)と考えられる動物や赤ん坊にも適用可能である。話もできない相手にも行動分析学は適用可能である。ニワトリにピストルを打たせたり、ミルクを吐き出す赤ちゃんをレモン汁で行動修正したり、自閉症と呼ばれる人が言葉を使えるようにし、分裂症と診断された人を問題行動が少なくなるようにする。
行動分析家は人を分類してラベルをつけたりしない。依存症というラベルをつけることは、行動(依存)の原因をその人の精神や遺伝的な要因に求めることになるからだ。結局は犠牲者である「依存患者」を責めるだけで終ってしまう。誰かを「精神的に弱い」「自覚しろ」「反省しろ」とは、メンタリズムに捕らわれてきた人たちの常套句だ。それは何もよいことを生み出しはしなかった。

