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アイテム詳細
James Lee Witt
James Morgan
小林 薫
森 尚子
ジャパンタイムズ
グループ:Book
ランキング:665226
価格:¥ 2,520
発売日:2003-09
只今品切れ中
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レビュー(Amazon.co.jp)
???米国を襲った山火事、ハリケーン、大地震、そして、ビル爆破に航空機事故といった天災や人災に対し、当事者や米国がどう対処してきたかを描いたのが本書である。著者は、93年から2001年にかけて、米国FEMA(連邦危機管理庁)の長官として活躍してきたジェームズ・L・ウィット。官僚主義の温床であり、無能無策の代名詞として揶揄(やゆ)されてきた同庁を、見事に蘇生させた長官として名高い。
???日本でも、阪神大震災や東海村の原子力臨界事故、そして雪印乳業やUSJの不祥事など、危機管理の見直しや整備を迫られる機会は多い。しかし、世間の関心が薄れると同時に、元の緊張感のない状態に戻ってしまうのが現状だ。著者は、FEMAにどんな緊張感をもたらし、現在のFEMAや地域、企業の担当者たちは、危機管理と緊急事態処理にどうかかわっているのか。本書は、数々の事例を取り上げていくことにより、リスクマネジメントとクライシスマネジメントのあり方や、関係者の行動規範を示しているマニュアルでもある。
???本書のおもしろいところは、大災害に瀕した人間に対するインタビューを通して、人間のもろさや強さをドキュメントタッチで描いている点である。ノンフィクションとして読ませる部分と、そこから見出した、危機の際におけるマネジメント手法のハウツー、さらには、企業が倒産や火災、事故、風評といったリスクに直面した際にどうすべきかといったマニュアル的な部分へと流れていく構成は、飽きずに読み込ませる工夫としては秀逸であるといえよう。 国や自治体ばかりでなく、企業の危機管理担当者にも手にとってもらいたい本である。(朝倉真弓)
カスタマーレビュー ![]()
現場感覚を持つトップの体験談
(2003-11-11)
幼少時にハリケーンで自分の家の屋根が飛んでしまった経験を持つ著者は、クリントン政権成立時に、アーカンソー州での実績をアピールして、国家的な責任を持つ地位につく。その後のエピソードは、ふむふむ、なるほど、そういうときはそうすればいいのね〜の連続。「当たり前のことを当たり前にする」の意味を、果たして今の指導的地位にある人々のうちどれだけがわかっているのだろうか。机上のリスクコントロールを語る輩は多いが、自らの経験と、リーダーシップ、両方の経験を持つ人の経験談は少ない、という意味で貴重な一冊です。

