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青土社
グループ:Book
ランキング:305037
価格:¥ 1,300
発売日:2005-08
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カスタマーレビュー ![]()
企画倒れ。
(2006-01-25)
討論会に加わっている人も当惑していましたよ。オタクとサブカルが対立関係が成り立つのかと?読者のただ戸惑うばかりです。
何も無い。サブカルにも、オタクにも、利益にならない、ただ薄く表層をなぞっているだけの、噴飯なムック。「アキバ系」だの、「萌え」だの誰でも知っていることを振りまいているだけ。文芸誌らしい深い切り込みも無い。筆者の一人によれば、アメリカ産がサブカルであり、日本独自のものがオタクなそうな、あまりに薄っぺら。それともう一人の筆者によると、「エヴァンゲリオン」の最終話をどう受け入れるで、オタクとサブカルに分かれるそうな。それならそれで、「エヴァ」を深く掘り下げればいいのに、それもしない。
青土社は何を考える。
資料と読み物として
(2005-08-17)
サブタイトルの1991-2005ポップカルチャー全史の方が、内容にふさわしいかも。特にさりげなく置かれた今では入手困難なファンジン/ミニコミの表紙の画像にはのけぞります。テキストの中では吉田アミインタビューが抜群の面白さ。
時機を失した雑な企画
(2005-08-10)
先ず言っておきますが、これを書いている2005年8月10日時点で「出版社 / 著者からの内容紹介」にある内容紹介に間違いが多々あります。アンソロジーなんてないですし、寄稿していない人物名が論考欄に書かれています。おそらく編集と広報の間の伝達齟齬によるもので後に訂正されると思いますが、注意が必要です。
さて内容について述べれば「失敗」の一言。「オタクvsサブカル」という図式自体、寄稿者も対談者も「そんなの存在しない」とまともに取り合っておらず、企画として破綻しています。
また「オタク」や「サブカル」についての内容もほとんどが与太話・個人的な話に終始しており、僅かにある両者の区別も既出のものばかり。
こういった話を活字として残す価値はあるとはいえ、今この時期に敢えてこのような企画をするならば、為すべきだったのは既に出ている様々な議論を踏まえた上で取捨選択をし「オタク」「サブカル」問題に抽象を加える事ではなかったでしょうか。
あともう一つ言わせて貰えば、全ての文章がそうだとは言いませんが先行研究・文献への言及が貧弱すぎます。これではただの「垂れ流し」になってしまいます。
ひとつだけ評価できる点を挙げれば、「オタク」「サブカル」の諸相を紹介した点でしょうか。同時代にこういった世界が展開されているんだ、と知らせる事にはある程度成功してはいます。
しかし、はっきりいって雑な企画です。「オタク」や「サブカル」についてどうこうする以前に、この雑だという印象だけが残りました。

