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集英社インターナショナル
グループ:Book
ランキング:10831
価格:¥ 1,890
ポイント:18 pt
発売日:2006-03
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カスタマーレビュー ![]()
小室氏と本書についての感想
(2008-11-20)
「小室直樹氏に関して」
良くも悪くも大塚久雄氏の弟子ですね。
解説がわかりやすい
書かれてある内容は良い
ずっと同じ発想・題材で本を書いている
著作が、タイトル変えただけで、他の著作と内容がほとんど同じ
繰り返しが多い
良いところも悪いところも受け継いでいますね。
「本書自体に関して」
やはり内容は良いです。
わかりやすいですし、多岐にわたって書かれていて、面白く読めると思います。したがって、小室氏の本を読んだことがない方には非常にお勧めです。
しかし、読んだことがある方には、その他の著書で繰り返し書かれてある内容なので、お勧めしません。
教養だけにはとどまらない
(2007-12-06)
すでにいくつかのレビューにもあるように、本書はすばらしい教養書であり、社会科学における名著である。
しかし、著者の理論はそれだけにとどまらない。本書は誰もが知っているような概念を見事に結合させており、何よりも読者の思考を促し、思考停止状態の凝り固まった脳を活性化させてくれる。いわば啓発の書である。
特にキリスト教における「予定説」は権威主義的教育や、唯脳論など、あらゆる分野に応用可能である。
社会科学の金字塔とも言える一冊である。
これ1冊で幅広い知識が得られる!
(2007-08-17)
タイトル通り、主要テーマは「憲法」である。
「憲法」とは何のためにどのような経緯で生まれたのか?を語る上で、宗教、古代哲学、近世近代ヨーロッパ、思想、民主主義、政治、経済学などの歴史を論じています。
500ページ近い大著であるため、何だか難しそうに感じるかもしれませんが、それらがわかりやすく読みやすい文体で書かれているので、初心者でもすらすら読めるでしょう。
見解全てに同意するわけではないが、これ1冊で幅広い知識が得られるのでお薦め。
あるべき憲法論議に導く名著
(2007-02-06)
憲法とは要するに、特殊西欧的・特殊キリスト教圏的なものであり、
そうではない異宗教の土地の人間には到底理解しえぬものなのだが、
唯一、日本では憲法を擬似的な理解を促すものとして「天皇教」が存在した。
現在的な問題として、「いかにすれば日本人は憲法を理解できるか、その方法は
小室的「天皇教」なのか、違う方法なのか」また「西欧的近代主義以外の、オルタナティブ
な価値観がありうるのか」というのが正しい憲法論議だろう。
9条云々は正確な理解をしてからの話である。
何のための憲法?
(2006-11-10)
私自信、この本を読むまで法律について考えたことがなかった。六法が憲法、民法、商法、刑法、刑事訴訟法、民事訴訟法の6つで構成されていることが知っていたが、それぞれの役割について微塵も考えたことはなかった。
この本の中に、刑法は誰に対する法律なのかという問いかけがある。私は当然「犯罪者」に対する法律と思っていたが、実はそうではないという事実に驚愕した(実際「人を殺すな」なんて法律は存在しない!)。考え方としては、仮に刑法を破ることができる人は誰かと考えた場合、それは裁判官に他ならない。なぜならば、裁判官が刑法に基づいて判決を下すからである。ということは、裁判官は刑法により縛られているということになる。
裁判官のみならず国も同じことで、憲法がなければ、国は私たちに対して何でもできることになる。例えば、国は国民の財産を奪ってもいいということになれば、自由に奪うことができてしまうのだ。だからこそ、国という強大な力を抑える必要があり、そのために憲法で国を縛らなければならないという理論である。
このように、憲法どのように形成されていったのかが時代を追って書かれてあり、非常に興味深く読むことができた。おススメの一冊である。

