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アイテム詳細

川口 有一郎
早稲田大学大学院応用ファイナンス研究会

日経BP社

グループ:Book

ランキング:51537

価格:¥ 2,310

ポイント:23 pt

発売日:2007-02-22

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カスタマーレビュー

投資の本当の科学本  (2008-07-21)
投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い

ブラックマンデーはなぜ起こったか? ・・・ 結果の原因は後付けが多い
なぜベルカーブ(正規分布)に株価が落ちないことが多いか? ・・・ むしろ複雑系
正統ファイナンス理論で得られない解を科学の名で解き明かしていく。

たとえば、ランダムウオーク理論では『アクティブ運用はパッシブ運用に勝てない』ことになっているが、これは株価が効率的市場仮説に起因するのではなく、むしろ企業成長のS字カーブ(成長から停滞・衰退)やフォーチュン50採用企業の(採用以降の)成長率からみれば、インデックス買、優良企業売りが、おそらく正しい投資の仕方であることを本書は示唆する。

本書はファイナンス理論(効率的市場仮説/ランダムウォーク理論、行動ファイナンス)をある程度知らないと理解が難しいかもしれない。が、著者の広く深い見識は複雑系理論(自己組織化臨界)を含む新しい視点からマーケットを科学し、エッセイ風の構成は推理小説を読むような良書であった。

色々面白い項目もあるのですが  (2008-02-07)
べき乗の法則とか後知恵バイアスとか面白い項目も色々ありました。が、3分の1を読み始めたころから頻繁に誤字脱字が目立つようになりますね。

役に立ちそうであまり役に立たないような項目が多いため、ある程度投資関連本を読んでまだもっと読みたいって人にはオススメします。

確かに、他の投資の本とは少し違う切り口でマーケットの不思議な振る舞いを説明している  (2008-01-25)
「アイディア中心の世界では、規模そのものは成長の支配者ではない。真実はその反対にある」。

「投資の科学」というのは少々誤解を招くタイトルかもしれない。投資を様々な数式やモデルや確率統計論を駆使して科学的に述べた専門書は既に多くあるからだ。しかし、本書はそれらとは全く似ていない。それどころか、ほとんどそのようなアプローチを否定すらしている。

視点は広範囲で、読みやすいし、直感的にわかりやすい。ひとつひとつのものには新しい事実はそれほどないのだけれど、全体として通してみると新鮮な印象を受ける。投資に興味のある方は、読んで損はない。

イノベーションに関する考察は特に優れている。投資というキーワードをとりあえず横においたとしても、読んでみる価値はある。一方、若いころにワクワクして読んだ複雑系が登場しているところには強く興味を惹かれたのだけれど、その点についての踏み込みは期待したほどではなかった。

多くの方が関わり、監訳者もいるようだが、日本語版にあたっての校正についてはもう少していねいにやって欲しいと思った。以下、わかりやすい例をいくつか挙げる。
「平均的な投票者が、平均的な投票者が」→「平均的な投票者が」?
「ソロスをことを」→「ソロスのことを」?
「2兆ドル超えた」→「2兆ドルを超えた」? 他

純粋におもしろい  (2007-10-24)
複数のファイナンス系の本に引用されていたのをきっかけに読んでみました。

他のレビューにもあるとおり、
わたしのような初級レベル個人投資家にとって、
利益を上げるために直接的に役にたつとは感じませんでした。

が、
マーケットの事象についていろいろな視点で分析した内容は純粋におもしろく、
また難しい金融用語や表現がほとんどなかったので、
あっという間に読みきってしまいました。

楽しくマーケットについての視点を広げられるので、
星5つの評価をつけます。

面白く、興味深い書  (2007-08-14)
生物学や複雑系から、株式市場の振る舞いを考察した
エッセーです。
給与から捻出した資金で株を買っている私のような
個人投資家にとっては、
ほとんど直接には役立たない話ばかりです。
でも、自分が当たり前だと思っていた考え方を
ひっくり返させられる感覚は、
知的に面白かったです。
また、企業を運営していく上で
色々とヒントになる部分がありました。