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法蔵館
グループ:Book
ランキング:177091
価格:¥ 7,980
ポイント:79 pt
発売日:2002-11
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密教プラス俗流マルクス主義
(2006-03-07)
まず「序論」。仏教は「種族宗教」だったという。しかし、古代種族共同体は「原始共産制」だったなどと、とうの以前に疑問視されたはずの俗流マルクス主義的見解に著者は立つ。また、そう主張する一方で、釈尊は種族宗教の呪術性を否定したことを認める。この矛盾を矛盾でなくそうとすれば、「釈尊仏教」でなく、釈尊から離反したデーヴァダッタの系統を正統な仏教と認めるほかなくなってしまう。ひょっとすると、密教の呪術性を擁護するには、この手しかないのかもしれない。結局、著者の立場は、密教プラス俗流マルクス主義なのだ。訳文と注釈では、先行する中村元氏の訳と註に、ことあるごとに抵抗する気味があるが、穏当かつ一般人のために理解しやすさをこころがけた中村訳のほうが、私は好きである。ただし、巻末の語句索引は利便性が高い。
新しい研究と僧侶としての視点が
(2003-06-03)
インド哲学・真言教学の第一人者としてだけでなく、智山伝法院院長でもある宮坂 宥勝氏の訳で、とても新しい研究がたくさん盛り込まれています。
中村 元氏の『ブッダのことば−スッタニパータ』(岩波文庫)と比べて、個人で買うには高いのが難点。でも、それだけの価値はあるはずです。
待望の新訳
(2003-02-04)
これまで「スッタニパータ」といえば、故・中村元氏のものしかなかった。著者は中村氏の翻訳以後、発見された資料などを含めて新たな新訳に挑戦。是非、読み比べてみてほしい一冊である。そこにあるのは、まったく異なるブッダの教えである。

