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プレジデント社
グループ:Book
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兵法三十六計―現実に立脚せよ‐勝ち残りの戦略戦術 (知的生きかた文庫)
カスタマーレビュー ![]()
リーダー必読の書
(2006-06-09)
六韜はかつて源義経も読み、読んだ者に愚か者はいないと言われる程の兵法書ですが(彼がチンギスハーンになったとすれば正にそうですね)、内容は主に古代中国の国家の運営、統治法から戦場での戦略について書かれています。前半は人材の登用法や人物の見極め方なども書いてありますから会社運営にも役立つかもしれません。しかし聖者のための知識であり、もし悪用しようと考えれば自滅するでしょう。
中国という土地柄、そして暗黒時代のものですから現代においても十分通用するでしょう。
有名な虎韜の書以降は戦場での兵器の運用法について書かれていますが、昔の兵器をどう運用するか、地形や布陣方法についてなのでピンとこないし想像もしにくいですが、窮地に陥った時の対処法など知ってて損はしないと思います。
三略の方は知っていれば人として、もしくは上司として一株あがるのではないでしょうか。六韜より簡潔で分かり易い古人の知恵です。
このシリーズ全体にいえるのだが
(2004-04-11)
著者は言う。
漢文などにこだわる人もいるので、それも収録した、と。
実はその姿勢こそがこの本の性格を中途半端にしたのではないだろうか?
「図解でわかる」の類書的な単なるハウツー本なら確かに漢文はいらない。
しかし、原典に触れようとする人はそもそも「図解でわかる」ハウツーには
触れないのではないか?
同シリーズ、司馬法以下3篇の2巻は出した事自体に意義がある。
過去何十年も翻訳されていないのだし。
それ以外の2冊は方向性が見えてないばかりにあまり良書とは
いえない存在になったと思う。
特に孫子など、このシリーズによらずともいくらでも全訳は出ているし、
六韜三略あたりもこの本が出版されねば読めなかった著作ではない。
個人的見解を書けば、ハウツーにするなら漢文や読み下しを廃して
図解を入れればよい。ハウツーの世界は中国兵書は孫子くらいしかなく、
他書を図解付で、というのはマーケティング次第で話題になったはずだ。
逆に漢文や読み下しを入れるなら、著者の訳やら解説よりそれらを先行
して構成してほしい。
ハウツーにせず、過去の著作にそのまま触れられる機会を作る本なら、
著者の解説が先行している事自体、コンセプトから外れていると思う。
太公望ゆかりの兵法書
(2004-01-20)
文王と太公望の会話調でかかれた兵法書。孫子とは一味ちがい、論理的な部分もあれば、精神論や非科学的(オカルト的な)戦略もある。中国語と完全な訳とその中間という3つの言葉で書いてあるため、色々な角度から楽しめる。
惜しむらくは非科学的な部分に当時の中国人の風習への理解や、そのための情報収集が見られないため、古代中国の味わいが消えうせ、単なるHOWTO本になってしまっていること。
またこの著者の他の著書でも見られる特色だが、安直なコメントが全体の質を下げている感がある。

