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アイテム詳細

羽生 善治

浅川書房

グループ:Book

ランキング:63171

価格:¥ 1,365

ポイント:13 pt

発売日:2005-12-22

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http://linkmotto.com/a/asin/Books/4861370116/

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寄せが見える本〈応用編〉

カスタマーレビュー

ここからが終盤かぁと思えるいい本  (2008-10-19)
終盤の本はたくさんあります。それらのほとんどは、詰む詰まないとか、かなり
手のついた局面から囲いを崩していくとか、そういう場面での技術書でした。

このシリーズは3巻ものですが、この本だけは絶対に読むべきだと思うのは、
本書がそれらとは類書と呼べないほど、中盤から終盤に入っていくところの
考え方から説かれている点です。
羽生の実戦を問題形式にしていますから、簡単ではないのは当然。
しかし、この本に何度も挑戦することで、おぼろげながら、早い手とはどのような
ものなのかが、具体的にかつ感覚的にわかるようになってきました。

実戦ベースですから、解説に付された助言が具体的であることはもちろんですが、
この本のいいところは応用可能な公式のように抽象化されたまとめが各実戦の
最後に付されていること。

これは羽生さんの本の中でも最高の技術書(兼、中・終盤の思想書)ではないかと
思います。絶対のお勧め。

終盤での考え方  (2007-09-16)
終盤でどのように駒を進めていくか、
その考え方がわかる。
参考になりました。

最も羽生らしい羽生本  (2007-06-07)
本書はレベルの高い本です。しかし解説は羽生善治自身でして
単なる監修本とは一線を画した大変濃密な1冊です。

棋譜の題材は全て羽生さんの実戦譜です。そして1手1手を
読者に考えてもらう形式です。
読者が考えて次のページをめくり、羽生さんの駒の進め方の
相違と比較検討するわけです。

当然、将棋の第一人者と自分との駒の進め方(判断力)を
比較するわけですから、最初からそのレベルを比較しても
仕方がありません。
やはりそこで何か自分に足りないものを会得する位に
考えて読み進まれる事をお薦めします。

実際棋譜をみながら将棋盤に駒を置いてやってみると
単に読み流すよりも理解できます。
また俗に言う「羽生マジック」とはどういうものかを
羽生さん自身が解説しているわけです。
やってみてどうしてこんな手が思いつくのかと思わせる
手筋が次々に出てきます。それだけ楽しい。

ちなみにこのシリーズの第二集「羽生善治の終盤術2」は
誤植が多かったので是非出版社は改訂して重版してください。

中級者向けですね。  (2007-05-01)
羽生さんの実戦譜の中盤から終盤に向けての思考過程を丁重に解説しています。変化も相当詳しく書かれていますが、私程度の棋力(ネット24で1600点台)ではその変化以外に多くの疑問が残ります。当然ながら問題の正解率は5%未満と散々な結果で自分の弱さを再認識させられました。派手な手筋ではなく、狙いに向けた一手々々の積み重ねの重要性が解ります。これから強く成りたい方や、中盤からの手創りに自信の無い方は必見の書だと思います。

将棋の終盤の傑作  (2006-11-22)
羽生三冠のこれまでの対局の中から18局を選び、その終盤を解説した本。将棋の終盤を解説した本はこれまでに多く出版されてきた。この本がこれまでの本と比較して、異なる点は、以下のような部分だと思う。

1:「普通の手」を大事にしている点:これまでに出版されてきた将棋の終盤本では「次の一手」や「妙手」の発見が主なものだったと思う。こうした妙手の発見も大切だが、その前後には、かならず金銀や歩の細かな動きがあり、そうした何気ない一手が本書では非常に大切にされて書かれていること

2:終盤の感覚が磨かれる点:この本には長い詰め手順を発見しなければいけないような部分はありません。「守りの急所を見抜く」とか「勝負手を通さない」など、終盤ならではの考え方について羽生さんならではの分かりやすい説明があります。こうした終盤の感覚的なものは、詰将棋や必死問題をとくだけでは身につかない部分で、本書のすぐれた部分ではないかと思う。

3:「優勢な局面」から解説:我われアマチュアが感じることに一つに、「優勢になっている将棋をいかに勝ちにつなげるか」という点があると思う。この本では、プロからみたら、大差がついている局面を選びながら、それをいかに最終的に「勝ち」につなげるか、解説してあります。大差になっている局面とはいえ、一手間違えるとすぐに形勢がひっくりかえるので、
内容的には決してやさしくはないと思います。

総括すると、7手詰めができれば、読める内容となっていますが、レベル的にはかなり難しいものも多く、アマチュア二段以上の棋力の方向けではないでしょうか。それでも、将棋の終盤を鍛えるにはたいへんよくできた本だと思います。