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アイテム詳細

花村 元司

東京書店

グループ:Book

ランキング:69367

価格:¥ 1,470

ポイント:14 pt

発売日:2001-06

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カスタマーレビュー

わかりやすい名著  (2008-10-01)
二枚落ち、飛香落ち、飛車落ち、角落ちの4型のみについての解説だが、結構な量になっている。
それでも書き足らない戦法があるとのことで、駒落ちは奥が深いと実感した。
内容は二枚落ちにページを多く割いていて、「銀多伝」「二歩突き切りカニ囲い」を詳しく説明している。
本書一冊で駒落ちはOKとまでは言わないが、駒落ちの基本戦法を学ぶにはまず本書から、
といったところであろう。そのうえで現代版駒落ち戦法の解説書を併読すれば、大いに勉強になると思う。
本書は今の時代でもまったく色あせない名著だと思う。

駒落ち名人の異名をとった著者の名著  (2005-09-25)
何より本書の復刊を期した弟子の森下卓の推薦の言葉がいい。真剣師だった著者が木村十四世名人の弟子となってプロに転じ、森下自身は直接目にすることはなかったようだが、駒落ちでたびたびプロを相手に負かしていたことを伝えている。師の木村には駒落ち定跡も扱っている名著『将棋大観』があるが、その木村をも唸らせるほどの妙技であったという。
本書にはすべてではないにしろ、妙技がふんだんに、しかも明快に解説されている。大駒を落とすのが駒落ちなのだから当然といえば当然なのかもしれないが、まず金銀桂の使い方の巧みさには舌を巻く。下手の仕掛けの意図を読み、前線から一歩引いたところで金銀によってがっちり受ける。相手の攻めを切らせてから攻めに転ずる呼吸。平手戦でも大いに参考になる。
森下が単に師匠への恩に報いるためだけに復刊を働きかけたのではないことがよくわかる。永く記憶のとどめられてよい駒落ち定跡の名著である。