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アイテム詳細

ユーラシア研究所ブックレット編集委員会

東洋書店

グループ:Book

ランキング:72690

価格:¥ 630

ポイント:6 pt

発売日:2007-10

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カスタマーレビュー

ロシア:エネルギー資源大国の虚実  (2008-04-08)
近年、ロシアがエネルギー資源大国として存在感を増しているが、その実態、特に脆弱性が取り上げられている。結論としてロシアにはエネルギー「戦術」はあってもエネルギー「戦略」が無いことが指摘されている。

ロシア政府には実質的な戦略が無く、各エネルギー会社が勝手に戦術を展開していることや、しかもその戦術たるや、短期収益性を追求し設備投資を軽視しているという長期的には問題を抱えたものであることなどが報告されている。

著者らは「ロシアは、豊富なエネルギー資源埋蔵量をもつにもかかわらず、十分な供給ができなくなる」かもしれないという問題意識を有してこのブックレットをまとめているが、それは杞憂に終わらない可能性がある。

ロシア投資の参考書  (2008-01-30)
ロシアの投資信託に結構な金をつぎ込んでいるのだが、インドや中国、ブラジルに比べるとどうも値上がりが鈍い。ロシア経済の実態がどうなのか、もっとよく知っておかなければ、後々痛い目に遭うかも知れない。

と思って本書を買い、読んだ。

この本一冊を読んだくらいでは大したことは判らないのだろうが、私が思っていたより、エネルギー・資源大国ロシアの経済は危ういのかも知れない。

また、ロマン・アブラモビッチが如何にして130億ドルもの巨万の富を得たのか、その仮説が載っているのだが、これはこれでかなり興味深かった。(注:スキャンダラスなネタではなく、著者は真面目に分析している)

本書の本来の目的である、エネルギー安全保障に関する知識も得られたが、投資対象国としてのロシア、を知るためにも役に立つ本であった。

冷静  (2008-01-16)
日本国内の視点からは見えにくいエネルギーを巡る欧州とロシアの関係や、
資源大国に見えるが、実は脆弱な内部構造を抱えるロシアの弱点など、
冷静に情報を蓄積している。こうした見解は、プロの間では常識であろうが、
一般読者にはありがたい情報ではないか。国益に沿った日本の戦略的行動を
期待させる本ではある。