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アイテム詳細

柿木 重宜

ナカニシヤ出版

グループ:Book

ランキング:111816

価格:¥ 2,310

ポイント:23 pt

発売日:2003-06

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ふしぎな言葉の学―日本語学と言語学の接点を求めて

カスタマーレビュー

言葉  (2007-01-27)
 『ふしぎな言葉の学』に続いての同じ著者による本です。前作と比べるとやや、重心というか、スタンスが日本語に関しての観点であり、文化的側面から日本語を見ることもできました。「現在の日本語は乱れている」とか、少なくとも「昔の日本語とは違ったものになっている」という意見が多いですが、日本語が変った原因、意味などが前作とあわせて見れば、より一層理解しやすいと思います。
 『ふしぎな言葉の学』よりも日本に関する論述が多く感じて、言語学や日本語学への入門書として具体的な例が多く、読みやすいと思いました。

言語学を勉強するか方へ  (2005-12-18)
言葉の変化を違う切り口で書いているところはとても新鮮でした。もしかしたら今、日本語ではひらがなカタカナではなく、ローマ字が使われていたかもしれないんです!そして、「行こう」は非文法で、「行こー」が使われていたかもしれないんです!その他にも言語の歴史を熟知した筆者ならではの独特の切り口が多々ありました。読んで損はなし!

幅広い層の人にむけてのアプローチ  (2005-03-28)
著者は先にも近い内容の本を出版しているが、こちらの方がより親し
みやすく感じた。最近、日本語やことばに対して関心が高まってきて
いるなか、本書では言葉の様々な変化というテーマで、社会的な背景
も含めて分かりやすく述べられている。特に、人の心とことばの変化
の関係について述べた部分は興味深いものだった。また、難しい専門
用語はきちんと解説がされていて、言語学や日本語学の側からの、幅
広い層の人にむけてのいいアプローチとなる本だと思う。

題名の割には……。  (2004-12-27)
「社会言語学」は新しい分野で、様々な課題があります。この本は、社会言語学の多くの課題のうちの一部を紹介しています。題名が大きすぎるので、内容がもっと濃いかと思いましたが、思ったほどではありませんでした。特に、歴史的な言葉の変化と、「「ら」抜きことば」などを同等に扱おうとするのは、多少無理があると思います。また、漢字廃止論の項目のところ(p.87)で、福澤諭吉が「余り積極的ではなかった」というような記述がありますが、実は宗ではなく、彼は当時積極的に「漢字は2,000字程度に抑えるべきだ。」と言っています。そして現在の常用漢字はそれに倣って、約2,000字です。著者のこれからの研究に期待します。