相互リンクしていただけるサイト様を受付中

相互リンクもっと

長年の信頼と運営実績。探したいサイトが見つかるサーチエンジン

アイテム詳細

糸川 英夫

ネスコ

グループ:Book

ランキング:392837

価格:¥ 1,529

発売日:1992-06

只今品切れ中

このページのURLは
http://linkmotto.com/a/asin/Books/4890368361/

この商品を買った人はこんな商品も買っています。

音律と音階の科学―ドレミ…はどのようにして生まれたか (ブルーバックス)

カスタマーレビュー

変だよ糸川先生  (2003-09-08)
何か変です、この本。
「良い音のするバイオリン=作曲家が響かせたい音が良く出るバイオリン」って、本当にそういう前提でいいのか? 演奏者とか聴衆のことは考えなくていいのか? 

だもんだから、「力木を余計に付けたためにバイオリンが重くなり、弾いてくれるバイオリニストがいなかった」という大ポカに気付くまで20年近くを要している。基本的なところで間違えてるのではないだろうか。
E線側にも力木をつけることでいい音になったというが、結局その因果関係は明確にはなっていないし。だいたい魂柱の調整はどうするんだろ? 

一事が万事で、この本には常識的に考えれば首をひねらざるを得ないエピソードが満載です。敗戦で自殺を考えたとか、どうせなら独創的に死にたいとか、青酸カリ自??は先を越されてしまったので独創的ではないとか、「良いバイオリンを作って欲しい」という依頼で自殺を思いとどまったとか。まあ、だからこそ糸川先生は天才なのだという言い方もできるんでしょうけどね。「希有な書」であることは確かです。

凄いよ糸川先生  (2002-04-30)
希有な書である。稀代の独創人間とも呼ばれた糸川先生の最高傑作である。糸川先生の真実感動する純な心、根源まで溯って考え、実行する徹底的な誠実さが、パワーの源泉となっていたように思う。
戦闘機「隼」を設計するにいたる経緯などは、無茶苦茶に面白くて涙が出る。暗い時代だったと推測するが、まわりの人々も、ぶっきらぼうでいて心やさしく魅力的である。独創的な技術開発の神髄を学ぶこともできるし、人間関係の楽しさも味わえる。
本書の主テーマは、終戦後、生きる目的を失って自殺を考えていた糸川先生の前に現われた熊谷青年の懇願から始まった。「ストラディバリウスよりいいバイオリンを作って欲しい」と。完成まで45年かかった、「エンデの物語」のような不思議な物語である。完成したバイオリンを巨匠ユージン・メニューインが試弾するところで終わる。心地よい感動と元気が湧いてくる希有な名著である。