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水声社
グループ:Book
ランキング:168875
価格:¥ 4,200
ポイント:42 pt
発売日:1996-04
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カスタマーレビュー ![]()
聞くための本
(2006-07-01)
20世紀最大の作曲家ジョン・ケージが後世の音楽シーンに
与えた影響はジャンルや国籍を越えてはかりしれないものがあります。ビートルズから始まりフランク・ザッパやルーリード、ボウイ、イーノ、小杉武久、ソニック・ユース等などがケージについて語っているのをよく見聞きします。
そればかりか戦後日本で起きたダダイズムやその思想や芸術の分野においても彼の影響は計り知れないものがあるといえます。
この本は読むための本ではなく聞くための本であると
思います。何度も何度も読み返したくなります。
そしてその瞬間にしか生まれ得ない音に出会える楽しみを教えてくれています。最高の良書です。
メタファーとしての4分33秒
(2006-03-02)
ケージが云うにはその音に耳を傾ける者がいれば、どんな音も音楽であるという。例えば今近所の家の犬が吠えています。犬は吠えてるという事に気づいてはいたんですが、PCに夢中になっており、意識下、耳を傾聴させるという事態にはいたらなかったわけで、だんだんPCから意識が離れていくにつれて、しだいに犬の鳴き声に耳が傾斜していったわけですが・・・。この一連の事態が、ケージ的には「音」から「音楽」ということなんでしょうか?この場合、音を発してる対象の主体性は不問に付されてるわけです・・・。この「4分33秒」的な枠組みはいまもあらゆるところで機能しているんだと思います・・・・・意識的に無意識的にも・・・。

