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アイテム詳細

Bruce A. Moen
坂本 政道
塩崎 麻彩子

ハート出版

グループ:Book

ランキング:187456

価格:¥ 2,048

ポイント:20 pt

発売日:2006-09

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カスタマーレビュー

正常と狂気の間(ハザマ)。  (2006-10-22)
ブルース・モーエン氏の前著「未知への旅立ち」の続編ともいうべき内容。ゆえに同氏の前著を読んでいないと分かりづらい。前著では驚くべき死後世界(別の意識の領域)の報告をしていたので本作も期待していたのだが、これは酷すぎる。主にゴーストバスターとしての体験を書いているのだが、あまりにも簡単に軽々と人々を救出してしまう描写の連続で読んでいてあきれ返ってしまう。人の心は複雑であり、人生で味わった経験や苦難は軽々しいものではない。現実世界で人を救うことがどれだけ難しいことだろうか。縁もゆかりもない第3者が困っている人にちょっと何か言ったところで劇的に良い方向に事態が変わることなどめったにない。もし私が困難な状況にある人を救おうとしたら精神的にも物質的にも相当な援助が必要となり相当なパワーを要するだろう。「地獄の猟犬」というエピソードに書かれていることだが、レスリーの叔母が最近亡くなったのでB・モーエン氏にあちらでの様子を見て来てほしいと依頼する。モーエン氏は叔母の名前を思い浮かべるとたちどころに叔母のところに行き救出活動をするのだがうまくいかない。すると「レスリーを呼びなさい」と天の声が聞こえ、すぐにレスリーが来る。そして叔母はレスリーが来たので安心してヘルパーたちに救出されるのだ。本書を読んでいて今まで疑うことのなかった死後世界に私は疑いを持ってしまった。これが本当のことならなぜ最初からレスリーに救出させなかったのだろう?縁もゆかりもないモーエン氏に救助活動させなくてももっとはやくレスリーにやらせればもっと早く叔母は救出されていたのに。極少数の特殊な能力がある人だけにしか死後世界が開かれていないというのも疑問だ。(死んだら行けるが生きているうちに死後世界を体験できる人は極少数)太陽の日差しは極少数の特殊な能力を持った人にだけにしかそそがれているものではない。雨もそうだ。雨は極少数の人にしか降らないのではなく、全員に平等に降り注ぐものだ。極少数の特殊な能力を持った人間だけが見られる世界は本当の世界ではない。本書を読んで感じたことはB級ホラー小説のようなノリと頭のイカれた狂気の世界だ。これが本当のことだと言うのなら、誰もが知っている未解決の殺人事件を解決してみるがいい。本書を読んで死後世界への疑惑はさらに加速してしまった・・・

死後世界の体験を他の事例と比較する  (2006-09-22)
本書に書かれた死後世界の貴重な体験3つと、それに関して気づいたことを以下に示す。
引用1)“大昔の学校が浮かび上がった。私は過去世で、その学校の教師をしていたのだ。その学校は、性的エネルギーを高めて利用することで、霊的な成長を促す技術を教えていた。”(p.122)
⇒後期密教と呼ばれる9世紀の仏教の一部は、性秘儀によってクンダリーニを覚醒させる方法(性瑜伽)を採用したことが知られている。ナロパは性瑜伽を学ぶ為にナーランダー大僧院の僧院長を辞し、還俗して一介の漁師出身の成就者ティロパに師事したので有名である。これは邪道ではないのだろうか?
引用2)“私は死後世界の自然法則のひとつを学ぶことになった。その法則とは、「非物質界では愛と恐怖とは共存できない」というものだ。これは物質界における「重力の法則」と同じくらい、確固たる法則なのだ。”(p.125)
⇒こうした内容は、『迷える霊との対話』(カール・ウィックランド著)等のスピリチュアリズムの書籍に多くの実例が紹介されている。自分勝手な思考が法則を認めようとしないだけで、生前世界でも同じように働いていると思う。
引用3)“私(モンローのこと)は実際、まったく同時に全員(六人)と一緒にいるんだよ。その一人ひとりと一緒にいる自分が見える。一人ひとりに自分が話していることが聞こえるし、相手が話していることも聞こえる。ほかの六つの会話について、すべてを意識しているし、同時にここで君とも喋っているんだよ。”(p.162)
⇒人間の到達できる聖者(四沙門果)の最高位「阿羅漢」の獲得する涅槃の能力の一例である。しかし、釈尊が示した四沙門果の修行なしでは一歩も進めないことを知る必要がある。