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樋口 陽一
長谷部 恭男
内野 正幸
渡辺 康行
安念 潤司
石川 健治
遠藤 比呂通
北樹出版
グループ:Book
ランキング:372827
価格:¥ 3,045
ポイント:30 pt
発売日:2000-05
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カスタマーレビュー ![]()
企画が誤り
(2008-12-30)
芦部信喜『憲法』と比べる向きがあるようですが、適当ではないと思います。
憲法を標準的かつ体系的に学ぶ教科書としては、現在、芦部憲法に比肩するものは
ありません。本書はそのオルタナティブな読み物ということになるでしょう。
しかし、それなら入門書シリーズというくくりの中でやるべきではなかった。
新進気鋭の学者さんたちですから、単行本としてもっと自由かつ掘り下げて
書いてほしかったと思います。
一方、ホーンブックシリーズとしては、あまり高い理想を掲げないで、
穏当な体系の中で、ごく基本的なことを、平易に説くものにすべきです。
どちらの方向性にせよ、企画を一から見直してほしいものです。
憲法といえば芦部・・
(2003-10-23)
といった条件反射的思考に凝り固まっている人にお勧め。基本書は本当にバラエティ豊かです。いわゆる定評有る本以外にも優れた本はたくさんあります。その代表がこれでしょうか。芦部の無味乾燥な記述に飽きた人向き。芦部も「憲法判例を読む」なんかはとても生き生きした記述なんですけどね。
一風変わった憲法の「教科書」
(2002-01-27)
普通のスタンダードな憲法の教科書は,例えば芦部信喜『憲法』(岩波書店)のように,実定法の解釈論が主となる.が,この「教科書」は,具体的な条文の解釈論や判例の体系上の評価よりも,憲法上の理念や原理の説明にウェイトがおかれている.つまり,ある制度の哲学的源泉や歴史的沿革に,記述が大幅に割かれている.例えば,民主主義を論じるにあたっては,ロック・ルソー・トクヴィルの思想にまで遡って説明している.しかも,本書の執筆者として名を連ねる人々は,憲法学者の中でも,基礎法(法哲学・法制史・比較法学・法社会学等)に明るい人々で占められているから,記述に信頼がおける.
したがって,本書を読めば,自らの解釈論を展開するための,基礎的な土台を手に入れることができるだろう.!!ただ,理念や原理の説明というものは,往々にして抽象的になりがちである.初学者がいきなりこの本を読むのは辛いかもしれない.
むしろ本書は,一通り憲法学を勉強したことがある人にこそ勧めたい.スタンダードな解釈論を勉強した後で本書を読めば,憲法学の全体像を立体的に掴むための助けとなるだろう.

