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パロル舎
グループ:Book
ランキング:160531
価格:¥ 1,470
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発売日:1986-07
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カスタマーレビュー ![]()
青年の成長の物語
(2007-04-18)
私が一番好きな賢治の作品は、
文句なく「セロ弾きのゴーシュ」です。
なぜなら、
賢治特有の幻想的な世界ではありますが、
人間くさい分かりやすい作品であるからです。
ゴーシュは当初どこか投げやりで、
生活に目標の持てない、
ある意味、身近な若者です。
そこが共感の源なかあと思います。
町外れの水車小屋で、
動物たちとのユーモラスなコミュニケーションの結果、
動物の病気を癒すようなったゴーシュは人間として、そして音楽家として成長します。
青年の孤独の象徴だった水車小屋は、
いつの間にか幸せの場所へと変化します。
ラストシーン、音楽界も成功し、家に戻ったゴーシュの呟きが大好きです。
どんな言葉か知りたい人はぜひご一読を。
ゴーシュは患者さんを診ながら研究に励む私の同僚たちみたい
(2005-12-20)
ゴーシュは演奏会を前にして指揮者にもっと練習するよう厳しく言われます.家に帰って,毎晩セロの練習をしようとするのですが,そのたびに,ネコだのタヌキだのカッコウだのがやってきて,ゴーシュはその相手をしているうちに朝を迎えてしまうのです.私のまわりにもたくさんのゴーシュたちがいます.脳外科医としての専門医試験の受験勉強や,自分の研究仕事を仕上げようと思っていても,受け持ちの患者さんの容体が急変したり,新しく急患が飛び込んできたりして,結局は朝を迎えてしまう.でも,若いお医者さんたちは,患者さんとの対応にもまれながら毎日を過すことによって,臨床研究を行う上で大切なことを学ぶのです.それが研究活動を行う上での大切なヒントになることもあります.ゴーシュはタヌキからリズムの取り方を自然に学んでいます.カッコウからは調律や情熱をもって歌うことの大切さを学びます.そうして演奏会の本番では見事に役割を果たし,最後のアンコールでは突然の指名で独奏するのでした.その曲は,ネコをいじめるために選んだ「インドの虎刈り」という激しい曲.そうして観客の拍手喝采! 賢治は農民たちが厳しい生活をしながら芸術を学ぶことの大切さを訴えたかったのでしょう.この本は絵も美しいので特にお薦め.
良く知っています
(2004-01-25)
宮沢賢治さんっていったら有名ですよねー。特に、セロ弾きのゴーシュは名作ですよねー。注文の多い料理店なんかも好きですが、やっぱりセロ弾きんゴーシュが1番ですねー。有りそうで無い世界に連れていってくれるのと、音楽が好きだからやっぱりセロ弾きのゴーシュが好きですネー。

