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William Stallings
石橋 啓一郎
福田 剛士
三川 荘子
ピアソンエデュケーション
グループ:Book
ランキング:694157
価格:¥ 6,720
ポイント:67 pt
発売日:2001-09
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http://linkmotto.com/a/asin/Books/4894713675/
レビュー(Amazon.co.jp)
???ネットワーク上の通信を保護するための暗号技術について詳しく解説した教科書である。著者はMITで博士を取得し、現在フリーのコンサルタントである。執筆した教科書数冊(本書を含む)が賞を受賞している。アメリカでは必ずしも大学教授がいい本を書くとは限らない。
???本書の第1部は、古典的な暗号の解説から始まり、1977年アメリカの標準となったDES暗号と、その弱点を強化するいくつかの改善方法について述べている。特にネットワーク上で暗号鍵を安全に配布する方法について触れている。それぞれの章頭の引用文も楽しめる。
???第2部では、暗号の分野で大きな転機になった公開鍵暗号と、大きな整数の素因数分解に要する計算量が膨大であることを利用して、公開鍵方式を実現したRSA暗号について、背景となる整数論を含めて説明している。さらに、べき乗演算を避けて公開鍵暗号を実現する、楕円暗号について説明している。それぞれの方法が、どのくらい安全であるかを、具体的に数値で見積もっているところに説得力がある。また、パリティ検査の一般化に相当するメッセージ認証とハッシュ関数の話題にも触れている。
???第3部では、ネットワークセキュリティの視点から、いくつかの技術的な論点を解説している。そして最後の第4部では、ウィルスやファイアウォールなどのシステムセキュリティに関する話題を扱っている。多くのアメリカの教科書と同様に、豊富な演習問題と参考文献を含め、巻末の用語集や索引も充実した本である。
???本書は、ネットワークや暗号技術を学ぶ技術者や研究者の卵たちにとって有益な、本格的な教科書である。なお、原著第1版が1995年、第2版が1999年の出版であり、ここ2年ほどの新しい動向AES(次世代DESと位置づけられる)については、訳者まえがきで触れているだけにとどまっている。翻訳は平易で読みやすい。専門用語の訳も、秘密鍵と非公開鍵とを使い分けるなど、よく吟味してある。(有澤 誠)
カスタマーレビュー ![]()
暗号化アルゴリズム
(2004-09-09)
さまざまな暗号について、暗号化/複号化それぞれのアルゴリズムが詳しく説明されており、実際にどうやって「暗号化」の処理が行われているのかが良くわかる。
ただ、原書のときからあったものなのか、日本語訳のときに紛れ込んだのかは不明だが、DESの暗号化のマトリックス内の数字に誤記があった(p.76の表3.2の初期転置IPの部分)ので、☆ひとつ減点。他の暗号化の部分にも同様の誤記があるかどうかは不明。
アルゴリズムを理解するため、実際にこの本をもとにDES暗号化のプログラムを試作していたので、他のDES暗号化の文献と比較して、この誤記に気がつくまで、ずいぶん時間を無駄にした。。。

