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アイテム詳細

戸澤 洋二

風雲舎

グループ:Book

ランキング:46504

価格:¥ 1,575

ポイント:15 pt

発売日:2007-05

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腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)

カスタマーレビュー

爽快な読後感。夏樹静子の「椅子が怖い」の普通のひとバージョン。  (2008-01-26)
さわやかな読後感は、どこから来るのか?
もちろん、最後は治ることがわかっているし、治ってから書かれた文章だからか?

それだけではなく、著者特有のユーモアが散りばめられているからだろうか。
かなり痛い”どくろを巻いているかもしれない注射”のところなど、声を出して笑ってしまった。
「注射が痛い時の方が効いているようなので『先生、もっと痛くして下さい』などと、自分でも
訳のわからないことを言って、『自分はマゾか?』と自問自答する。」(87ページ)

著者の仮説は、面白い: 痛みがストレスになって、より大きな痛みをつくる。
これを名付けて 『痛みのループ』と呼んでいる。
それがわかれば、やるべきことは、『痛みのループ』を切ること。
トリガーブロック注射と抗鬱剤、抗不安剤の服用、そして楽しいことを考え実践すること。

私のぎっくり腰を救ってくれた「サーノ博士のヒーリングバックペイン」のことも書かれている。
著者の慢性の腰痛(座骨神経症)には大いなる効果はなかったようだが、原理は利用されている。
また、私が「サーノ博士の本」を知るきっかけになった小松市の加茂医院のHPのことも書かれている。
加茂先生は本を書かれないようだが(残念)、この本がその代理をすこししているかもしれない。

夏樹静子の「椅子が怖い」は、売れっ子作家の闘病記だが、これは私達、勤め人のバージョンだ。
出版した出版社の英断にも感謝したい。
1575円は安い本ではないが、決して損はない。
「サーノ博士の本」同様、友人に配りたい本だ。

疑問解決、納得できて、申し訳ないが面白かった。  (2007-11-26)
解らない事だらけの腰痛の仕組みが、私にもスンナリ理解納得できた。
難しい専門用語や読み方さえ分からない病名などもほとんど無い。
腰痛素人にも解りやすい、図での説明は完全に納得できる。
腰痛の始まりから、体験談、趣味のお話、そして完治までのまとめまで、
1本映画を見終えたような、爽快感さえ味わえた。
私自身は腰痛は無いが、友人の為に本を探していて、こんなに解り易く、納得出来るものは無いと思い、勿論プレゼントした。
色んな所を治療に渡り歩き、苦しんでいる友人が、そのまま書いてあった。
友人もこれを読んで納得して治療してくれたなら、「完治間違いない。」と思う。
エッセイとして読んでも十分面白いので、腰痛じゃなくても読んでみると、目から鱗です。

システマチックな腰痛攻略本」  (2007-07-10)
出版されている腰痛治療の本の数には驚かされます。いかに腰痛症の実態が解明
されていないかを物語っているような気がします。この本では「実績ある腰痛患
者」である筆者が腰痛の発生メカニズムを研究し、具体的な治療のアプローチを
示し、その結果を出しています。「患者が知りたいのは、なぜ痛いのか、なぜ治
らないのか、どうすれば治癒するのか?だけである」と序文にあります。
「うつによる体の痛み」は近年注目されていますが、サーノ博士の「心と痛みの
関係」を認識した上で、更に最新のペインクリニックでのトリガーポイントブロ
ック注射治療、坑うつ剤・坑不安剤を使ったシステマチックな治療法を実践し、
完治したストーリーは、非常に論理的で納得できる内容でした。
闘病記はともすれば暗くなりがちですが、全編に筆者のエンジニアとしての感性
とユーモアが感じられ、あっとい間に読んでしまった一冊でした。

痛みのメカニズムを知る  (2007-06-05)
「腰痛は脳の勘違い」「慢性疼痛には抗うつ剤が効く」「痛みの原因は心理的なもの」など、にわかには信じがたい事がこの本には書かれている。自分もそうだった。
しかし、4ヶ月に及ぶ激痛から解放されたのは、筆者と同様、トリガーポイントブロックと抗うつ剤の服用を始め、心と痛みの関係を知る事ができたから。
慢性疼痛を治すのは、実は簡単である。難しいのは、「痛みのメカニズム」を知り、理解し、受け入れ、積極的に治療できるかどうかである。自分の場合は、整体も理学療法も鎮痛剤も効かず、手術も否定され、始めて受け入れる事ができた。
この本には、7年間に及ぶ腰痛を3ヶ月で治した筆者の治療経過が記されている。これは慢性疼痛に苦しんでいる人にとって大きな武器となるだろう。メカニズムを知れば、怖いものはもう何もない。あとは自分を信じて積極的に治療できるかどうかだ。
筆者同様、慢性疼痛に苦しむ人が一人でも減るよう、願う。